精神的成長
おおわが神よ、あなたの甘くかぐわしい久遠の流れより私に飲ませ給え。おお希望の君よ、あなたのご存在の木の実を味わうことを私に許し給え。おおわが栄光よ、ご慈愛の水晶のごとき泉から心ゆくまで飲ませ給え。おおわが光よ、あなたの永遠の摂理の下陰に私を住まわせ給え。おお慕いまつる君よ、あなたのみもとに近い牧場をそぞろ歩くことを許し給え。おお、あこがれの君よ。私をご慈悲の玉座の右手に座らせ給え。おおわが目標の君よ、馥郁たるお喜びの微風を私の上に漂わせ給え。おお熱愛しまつる君よ、私をあなたの実在の楽園の高所に入らしめ給え。おお光輝なる君よ、あなたの唯一性の鳩の調べに私の耳を傾けさせ給え。おおすべてを与え給う御方よ。御力と権勢の精神により私をよみがえらせ給え。おおわが救助者よ、あなたの愛の精神の中に私を確固たらしめ給え。おおわが創造者よ、御心にかなう道を私にしっかりと歩ませ給え。おお私に慈悲を垂れ給う御方よ、あなたの不滅の花園の中であなたのお顔の御前に私を永遠に住まわせ給え。おおわが所有者よ、あなたの栄光の座に私をしっかりと据え給え。おお生気を与え給う君よ、ご慈愛の天国に私を引き上げ給え。おおわが魅惑者よ、あなたの教導の昼の星のもとに私を導き給え。おおわが源におわし、最高の希望にまします君よ、あなたの不可視の聖霊の啓示の場に私を召し給え。おおわが神にまします君よ、あなたの現わし給う美の芳香の精髄に私を帰らせ給え。
あなたは御心のままになし給う御力の御方におわします。まことにあなたはいと高貴なる御方におわし、栄光に満ち給い、最も高き御方にまします。
バハオラ
おおわが神よ、私の心を清らかなものとなし給え。おお希望の君よ、私に安らかな良心をよみがえらせ給え。おおわが最愛なる御方よ、威力の霊により私を御教えに確固たらしめ給え。おおあこがれの的よ、ご栄光の光であなたの道を示し給え。おおわが存在の源よ、すべてを超越するあなたの強大なる御力により、私をあなたの聖き天上に引き上げ給え。おおわが神にまします君よ、あなたの久遠の微風により私を喜ばせ給え。おおわが友よ、あなたの永遠の調べを通じて私の上に安らぎの息吹を漂わせ給え。おお師よ、古より続くお顔の富で私をあなた以外のあらゆるものから解き放ち給え。おお明らかなるものの中の最も明らかなる御方におわし、隠れたるものの中の最も隠れたるものにまします君よ。あなたの不朽のご真髄の啓示の吉報により私に喜びをもたらし給え。
バハオラ
神は恵み深き御方、すべてに恩寵深き御方にまします。
おお神よ、わが神よ。あなたの呼び声は私を誘い、あなたの栄光のペンの声は私を目覚めさせました。あなたの聖なるお言葉の流れは私を恍惚とさせ、ご霊感の美酒は私を魅惑しました。おお主よ、見そなわす通り私はあなた以外のあらゆるものから離脱し、あなたのご恩恵の御綱にすがり、御恵みの不可思議を切に求めております。あなたのご慈愛の永遠の大波と、優しいご配慮とご恩恵の輝かしい光とにより嘆願いたします。あなたのお側に近づくことを可能にするものを私に授け給い、あなたの富により私を豊かになし給え。私の舌、私の筆、私の全存在はあなたの御力と威力、御恵みとご恩恵を証言し、また、あなたは神におわし、御力に満ち、強大なる御方であるあなたの他に神なきことを証言いたします。
おおわが神よ、私は今、私の無力なることとあなたのご主権、また私の弱さとあなた
の御力を証言いたします。私は、何が私のためになり、何が害になるかを知りません。まことにあなたはすべてを知り、すべてに聡明なる御方におわします。おお主よ、わが神よ、わが師よ。あなたの永続するご命令に私を満足させ、あなたのあらゆる世界で私を繁栄させるものを私に定め給え。まことにあなたは恩寵深き御方、御恵み深き御方におわします。
主よ、あなたの富の大海とご慈悲の天から私を退け給わず、この世と来たるべき世の良きものを私に定め給え。まことに、あなたは最高の慈悲の座の主におわします。あなたの他に神はいまさず、あなたは唯一の御方、すべてを知り、すべてに聡明なる御方におわします。
バハオラ
おおわが主よ。あなたの美を私の糧となし、あなたの存在を私の飲み物とし、あなたのお喜びを私の希望となし給え。また、あなたの賛美を私の行動に、あなたの記憶を私の伴侶に、あなたのご主権の力を私の救いに、そしてあなたのお住まいを私の住まいになし給え。そして私の住まいを、暗幕で被われたかのようにあなたから閉め出された者らに課された制限から聖別し給え。
まことにあなたは、全能者におわし、栄光に満ち、最も力強き御方におわします。
バハオラ
おお主よ、わが神よ、御名に誉れあれ。私はあなたのお優しい慈悲の御綱を握りしめ
ている僕であり、あなたのご寛大の御裾にしがみついております。目に見えるもの、見えぬもの、すべての創造物を支配し、生命そのものである息吹を全創造物の上に漂わせ給いましたあなたの御名により懇願いたします。 天と地を包含する御力により私を強め給え。また、すべての病と苦難から私を守り給え。ここに証言いたします。あなたはすべての名称の主におわし、すべてを御心のままに定め給う御方におわします。あなたの他に神はいまさず、あなたは全能者におわし、すべてを知り、すべてに聡明なる御方におわします。
おおわが主よ、あなたの世界のすべてにおいて私のためになるものを私に定め、創造物の中で選ばれた者らに書き与え給いましたものを私に与え給え。その選ばれた者らとは、非難する者の非難によっても、異端者の抗議によっても、また、あなたから身を遠ざけた者らのよそよそしさによっても、あなたへ向かうことを妨げられなかった者らであります。
まことにあなたは、ご主権の威力により危難を救い給う御方におわします。あなたの他に神はいまさず、あなたは全能者にして、最も力強き御方におわします。
バハオラ
おおわが神よ、ご恩恵とご慈悲の神よ。あなたはご命令の言葉により全創造を生じさ
せ給うた王におわします。また、あなたの僕らの行いでその御恵みを示すことを妨げられることは決してなく、ご恩恵の啓示を廃棄し給うこともない、恩寵深き御方におわします。
私が、あなたのすべての世において、救済の源となるものに到達できるよう、この
僕を鍛え給うよう懇願いたします。あなたの他に神はいまさず、あなたは全能者にして、最も力強き御方におわします。
バハオラ
彼こそは祈りを聞き、祈りに答え給う神におわします。
おお敬愛する御方よ、あなたのご栄光にかけて、あなたは世界に光を与え給う御方におわします。別離の炎は私を焼き尽くし、私の強情は私の心を溶かしてしまいました。あなたの最も偉大なる御名により願いまつる。おお、世界の願望におわし、人類の敬愛しまつる御方よ。私の魂がご霊感の微風によって支えられ、私の耳があなたのすばらしいお声を聞き、私の目があなたの諸々の名称と属性の顕示の中に表わされたあなたの御しるしと光をとらえることができますようなし給え。おお万物を手中に収め給う御方よ。
おお主よ、わが神よ、あなたは、あなたのご寵愛を受けた者らがあなたからの別離のために流した涙を見、あなたに献身する者らがあなたの聖なる宮廷から隔絶されたために抱いた怖れを見給う。目に見えるもの、見えぬもの、すべてを支配し給うあなたのご威力にかけて。地上の不正者や圧制者の手が信仰深き者らにもたらしたことのために、あなたの愛し給う者らが血の涙を流すのはもっともなことであります。おおわが神よ、あなたは、どれほど多くの不信心な者らがあなたの町や領土を取り囲んでいるかを見給う。あなたの使者たちや選ばれた者ら、また、僕らの間に聖なる一体性の御旗をたてた御方により願いまつる。ご恩恵により彼らを守り給え。まことにあなたは御恵み深き御方、すべてに恩寵深き御方におわします。
さらに、あなたのご恩寵の甘美なる雨とご恩恵の大海の大波により願いまつる。あなたの聖者らのために、彼らの目を慰め、心に安らぎをもたらすものを定め給え。主よ、あなたは、あなたへの奉仕に立ち上がろうと願ってひざまずく者、ご恵沢の大海から永遠の生命を求めて御豊かさの天へ舞い上がろうと切望する死者、御恵みの天蓋の下にある栄光の住居へ帰ることを欲する旅人、ご慈悲により恩恵の御扉へと急ぐ探求者、お許しとご寛容の大海に顔を向ける罪深き者を見給う。
おお人々が心の中で称える御方のご主権にかけて。私はあなたに向かい、自らの意志と欲望を捨て去りました。それにより、あなたの聖なる御心とご意志によって支配され、あなたの永遠のご命令のペンが私に定めたことに応じて行動いたします。おお、主よ、無力なるこの僕はあなたの御力の天体へと向かっております。卑しい者ではありますがご栄光の曙に向かって急ぎ、貧しい者ではありますが御恵みの大海を乞い求めているその者を見捨て給わぬよう、ご恵沢とご恩恵により願いまつる。
まことにあなたは全能者におわし、許し給う御方、憐れみ深き御方におわします。
バハオラ
主なるわが神に栄光あれ。あなたの御代に私を生じさせ、あなたの愛と知識を私に吹き込み給いましたことを感謝いたします。あなたの御名を通して、あなたのおそば近くにはべる僕らの心の宝庫よりあなたの英知とご発言のすばらしい真珠が生みだされました。また、それを通して、憐れみ深き御方という御名の昼の星はあなたの天と地に住むすべての者の上にその輝きを放ちました。その御名により懇願いたします。御恵みとご恩寵により、あなたの驚くべき、隠されたる恩恵を私に授け給え。
おおわが神よ。これらはあなたが、あなたご自身の御代と関連つけ給うた私の人生の最初の日々であります。このような栄誉を私に授け給いました今、選ばれし者らに定められたものを私から差し控え給うな。
おおわが神よ。私は、あなたの愛の土壌に植えられ、あなたのご恩恵の手で発芽を促された小さな種子であります。それゆえ、この種子はあなたのご慈悲の水と、御恵みの流水とを心の底より渇望しております。あなたの下に、またあなたの宮廷の境界の中に、この種子を繁茂させるものをご慈愛の天より下し給え。あなたは、あなたを認めたすべての者の心に、豊かな流れと活水の泉から水を与え給う御方におわします。
すべての世の主なる神に賛美あれ。
バハオラ
おおわが神よ。すべてを超越するあなたの御名の栄光により懇願いたします。あなたの愛し給う者らに正義の衣を着せ、彼らの存在を信頼性の光で輝かせ給え。あなたは、お望みのままになす力を持ち給い、目に見えるもの見えざるもの、すべてのものを手中に収め、支配し給う御方におわします。 バハオラ
おおわが神よ。私にあなたの愛とお喜びを豊富に与え給え。また、あなたの光輝あふれる光を通して私どもの心を喜ばせ給え。おお、最高の御しるしなる御方、栄光に満ち給う御方よ。活気をもたらすあなたの微風を、あなたの御恵みのしるしとして、昼夜を通して私に下し給え。おお、ご恩寵の主よ。
おおわが神よ。私はあなたのお顔を見るに値する行いをしておりません。また、世界が
続く限り私が生きながらえたとしても、このご恵沢に値する行為を成し遂げることはできないと承知しております。なぜなら、あなたのご恩恵が私に届き、優しいご慈悲が私に浸透し、ご慈愛が私を包みこむことがなければ、僕の地位は決してあなたの聖域に達することはできないからであります。
あなたに最高の賛美あれ、おお、唯一の神なる御方よ。御恵みにより、あなたの元に昇っ
ていくこと、あなたのおそば近くに住む栄誉に預かること、そして、あなたお一人だけとの対話を私に可能ならしめ給え。あなたの他に神はありません。
まことに、もしあなたが僕に祝福を授けたいとお望みなら、僕の心の領土からは、あなたご自身について述べること以外のいかなる言及や意向も消去されることでしょう。また、もしあなたが、あなたの御前で僕の手がなした不正のゆえにその僕に不運を定め給
うなら、あなたは、この世と次の世におけるすべての良きものを与えることによって、その僕がその利益に溺れ、あなたを記憶することを忘れてしまうかどうかを試されるでありましょう。 バブ
おおわが神よ。おおわが神よ。あなたに誉れあれ。あなたは、あなたの一体性に対する私の認識を確固たらしめ、あなたの唯一性の言葉に引きつけ、あなたの愛の火で燃え立たせ、 あなたについて述べること、また、あなたの友らや侍女らに奉仕することに私を従事させ給いました。
おお主よ、私が従順で、謙虚であるよう助け給え。また、すべてのものから自らを引
き離し、あなたの栄光の衣の裾にすがることができるよう、私を強くなし給え。それにより、私の心があなたの愛によって満たされ、この世への愛やその特質に対する愛着の入る余地すらも残さないことでしょう。
おお神よ。あなた以外のすべてのものから私を聖別し、罪とあやまちの不純物から私を清め、精神的な心と良心とを持つ者となし給え。
まことにあなたは慈悲深き御方におわします。まことにあなたは、すべての者が助けを求める、最も寛大なる御方におわします。
アブドル・バハ
おおわが主よ。おおわが主よ。これは、あなたの愛の火で灯されたランプであり、その火はご慈悲の木に灯された炎で燃え上がっております。おおわが主よ、この火と熱と炎が、あなたの出現のシナイ山で灯された火によってさらに勢いを増すようなし給え。まことに、あなたは確信を与え給う御方、援助者、力強き御方、寛大なる御方、愛情深き御方におわします。 アブドル・バハ
神よ、あなたを目指して進み行くこの僕はご愛情の砂漠を夢中でさまよい、ご奉仕の道を歩いております。そして、ご恵沢を待ち望み、ご恩恵を願望し、御国に頼り、賜物の美酒に喜び勇んでおります。神よ、あなたの愛によせる僕の熱情をいや増し給え。あなたを称えまつる心を確固たらしめ給え。ご愛情を乞う熱烈な願いをいっそう強くなし給え。
あなたは恵沢多き御方におわし、偉大なるご恩寵の御方にまします。あなたの他に神
はいまさず、あなたは許し給い、ご慈悲に満ち給う御方におわします。
アブドル・バハ
おお神よ、わが神よ。これは光り輝くあなたの僕であり、ただあなたのみに接近し、あなたの御前に近づく、あなたの精神の虜であります。この僕はあなたのお顔に面をむけ、あなたの一体性を認め、あなたの唯一性を証言し、諸国であなたの御名を叫び、あなたのご慈悲の流水へと人々を導いております。おお、最も寛大なる主よ。あなたは、求める者にあふれる導きの杯より、計り知れぬ恵みの美酒を飲ませ給いました。
おお主よ、いかなる状況においてもこの僕を助け、あなたの秘められた神秘を学ばせ、
あなたの隠された真珠を注ぎ給え。この僕を、あなたの天来の援助の風を受けて楼閣にたなびく旗となし、水晶のように澄んだ清水の源泉となし給え。
おお、御許しの主よ。四方を照らすランプの光で人々の心を明るくなし給え。そのラン
プの光は、あなたがあなたの民のなかでご恩寵深く愛情を注ぎ給うた者らに対し、万物の本質を明かすものであります。
まことにあなたは強大にして力に満ち給う御方、保護し給う御方、強力なる御方、寛大にしてすべてに慈悲深き主におわします。
アブドル・バハ
おお神よ、わが神よ。これらはあなたのか弱い僕らであり、あなたの忠実な奴隷であ
り、また侍女らであります。彼らは、あなたの崇高なる発言の前で頭をたれ、あなたの光の御敷居の前で謙虚でありました。また、その太陽が真昼の光で輝くようなし給うたあなたの一体性を証言いたしました。彼らは、隠されたあなたの領域からあげられた召還のお声に耳を傾け、愛と歓喜に心を震わせてあなたの呼びかけに応えました。
おお主よ、あなたのご慈悲の流出のすべてを彼らに注ぎ、御恵みの雨のすべてを彼らの
上に降らせ給え。彼らをして天上の庭園における麗しき草木に成長させ、あなたの賜物に満ちあふれた雲から、また、あなたの豊富な御恵みに満ちた深い池の中から、この庭に花を開かせ給え。そして、その庭園を常に青々とし、光沢あふれ、すがすがしく、きらめく、
麗しいものとなし給え。
まことにあなたは、強大なる御方、崇高なる御方、力に満ち給う御方、天と地において唯
一、不変なる御方であり給う。あなたの他に神はいまさず、あなたは明白なる御しるしと象徴の主におわします。 アブドル・バハ
彼こそは神におわします。
おお神よ、わが神よ。これらの僕らは、御代においてあなたの神聖さの芳香に引きつけられた者であり、あなたの聖なる木に燃える炎で灯され、あなたの御声に応え、あなたへの賛美の言葉を発しております。また、あなたの微風で目覚め、あなたの甘き香りに揺り動かされ、あなたの御しるしを目撃し、あなたの聖句を理解し、御言葉に耳傾け、あなたの啓示を信じ、あなたのご慈愛を確信しております。おお主よ。彼らの目は、光輝あふれる栄光の王国に据えられ、顔は天上の領土に向けられ、心はあなたの輝かしく栄光ある美への愛に鼓動しております。おおこの世と来たるべき世の主よ、彼らの魂はあなたのご慈愛の炎で焼き尽くされ、彼らの生命はあなたへの願望の熱情で燃え立っており、また、涙はあなたのために流されております。
あなたの保護と安全の要塞で彼らを守り、あなたの注意深いご配慮で擁護し、摂理と慈
悲の御目で見守り給え。彼らをして、すべての地域に現われた聖なる一体性のしるしとなし、あなたの壮大なる邸宅の上にたなびく旗となし、お導きのランプに英知の油で燃えるまばゆい灯となし、ご加護の楽園の最も高い枝でさえずる知識の園の小鳥となし、あなたの
無上のご慈悲によって底知れぬ深みに飛び込むご恩恵の海の大魚となし給え。
おお主よ、わが神よ。これらの僕はあなたの卑しい僕であります。天上の御国で彼らを高め給え。彼らはか弱いものであります。あなたの最高のお力で彼らを強くなし給え。彼らは卑しめられております。あなたの最高の領域で彼らに栄光を授け給え。彼らは貧しい者らであります。あなたの偉大なる領土で豊かになし給え。そして、目に見える世界、見えぬ世界、あらゆる世界であなたが定め給うた良きもののすべてを彼らに定め、この下界において彼らを繁栄させ、ご霊感により彼らの心を喜ばせ給え。おお、全存在物の主よ。あなたの栄光に満ちた地位から発せられた吉報で彼らの心を明るく照らし給え。また、彼らの歩みをあなたの最大なる聖約に確固としたものとなし、ご恩恵と約束された御恵みとによって、彼らの腰をあなたの堅固なご遺訓に強め給え、おお、恵み深く、慈悲深き御方よ。まことにあなたは恵み深き御方、すべてに恩恵深き御方におわします。
アブドル・バハ
おお、与え給う御方よ。あなたは、西洋の友らの上に聖霊の甘い香りを漂わせ、聖なる導きの光で西の空を照らし給いました。かつては遠く離れていた者らをあなたのお側に近寄せ、見知らぬ者らを互いに親友となし、眠っていた者らの目を覚まし、無思慮な者らを思慮深い者となし給いました。
おお、与え給う御方よ。これらの高貴な友らが、あなたのご意向に添うことができますよう助け、彼らをして見知らぬ者と友の幸せとを同じように願う者となし給え。彼らを永遠に続く世界に招き入れ、天なる御恵みの分け前を与え給え。彼らが心から神のものとなり、真のバハイとなるようなし給え。外見上の見せかけから彼らを救い、真理に確固たるものとなし給え。彼らをして御国の御しるしや象徴となし、この下界の地平線に輝く明るい星となし給え。また、人類の慰めや安らぎとなし、世界平和のための僕となし給え。あなたの助言の美酒で彼らを活気づけ、彼らみなにあなたの戒律の道を歩ませ給え。
おお、与え給う御方よ。あなたの御敷居にいるこの僕の最大の願いは、東洋と西洋の友らが固く抱擁するのを目にすること、一滴一滴の水が集まってひとつの強大な海となるかのように人類社会の構成員みなが一つの大きな会合に愛を持って集まるのを見ることであります。さらに、彼らみなを一つのバラ園の鳥、一つの海の真珠、また、一つの樹の葉、一つの太陽の光線として見ることであります。
あなたは強大なる御方、力に満ち給う御方におわします。そして、あなたは御力の神におわし、全能者にして、すべてを見給う御方におわします。
アブドル・バハ
おお主よ、私どもは弱き者ゆえ、力づけ給え。おお神よ、私どもは無知な者ゆえ、知ある者となし給え。おお主よ、私どもは貧しき者ゆえ、富ませ給え。おお神よ、私どもは命なき者ゆえ、生命を与え給え。おお主よ、私どもは卑しさそのものゆえ、あなたの御国において栄光を与え給え。おお主よ、もしあなたのお力添えがあれば、私どもはきらめく星となれましょう。もしお力添えがなければ土塊より卑しいものとなりましょう。おお主よ、私どもを力づけ給え。おお神よ、私どもに勝利をもたらし給え。おお神よ、私どもに自我と欲望を克服させ給え。おお主よ、私どもを有形の世界の束縛より解き放ち給え。おお主よ、私どもがあなたを崇拝し、あなたに仕えるために立ち上がり、御国において誠実の限りを尽して努力するよう、聖霊の息吹で私どもをよみがえらせ給え。おお主よ、あなたは御力強くおわします。おお神よ、あなたは許し給う御方におわします。おお主よ、あなたは憐れみ深くおわします。 アブドル・バハ