注:この文書は校閲を受けていない非正式の訳です。暫定版としてお使いください。ただし、暫定版と明記してお祈りの会や学習等に使用できます。Note: This is a provisional translation, not officially reviewed or approved by the National Spiritual Assembly. However it may be used for devotional gatherings and other similar purposes while indicating clearly these are provisional translations.

 

バハイ信教に関する知識と理解を深めること

(ディープニング)の重要性

 

T バハオラの文書からの抜粋

1.毎朝毎夕、神の節を唱えよ。それを唱えぬ者はみなまことに神の聖約と遺訓への誓いを果たさなかったことになり、この日、それらから顔をそむける者はみな、まことに、古より、神から顔をそむけたことになる。神を畏れよ、おお、わが僕らよ。(バハオラ:KA)

 

2.全てに慈悲深き御方の唇の意図により発せられた言葉の甘さを味わったなら、人はたとえ地上の諸々の宝を所有していたとしてもそれらの宝の全てを放棄するであろう。それによって、その御方の情け深き世話と慈愛の夜明けの上に輝く、その御方の命令のうちたったひとつの真実性を立証せんがために。(SCKAp.12

 

3.全てに慈悲深き御方の甘い香りを吸いこみ、この言葉の「源」を認めた者はみな、自らの眼にて敵の矢を歓迎するであろう。――それによって、人々の間に神の法律の真実性を確立せんがために。そこへ顔を向け神の断固とした法令の意味を理解した者は幸いである。(バハオラ:SCKA、pp.12−13)

 

4.汝ら、わが言葉の秘密を明かし、その奥に隠された英知の真珠を全て見つけ出さんがために、わが言葉の大海に身を浸せ。この大業の真実性を受け入れる決心においてためわらぬよう警戒せよ――この大業をとおして神の力の潜在力が明かされ、神の統治権が確立されたのである。喜びによって顔を輝かせ神の方へと急げ。これこそは過去と未来において永遠なる神の不変の信教なのである。求める者はそこに達するがよい。そしてそれを求めえることを拒む者にかんして、まことに、神は、その創造物の必要とするものを超越し、自力で生存し給う。(バハオラ:SCKA pp.27-28

 

5.神によって啓示された説を毎日、熟読せよ。それらの説を読み、それらについて熟考する者は幸いである。まことにそのような者は幸いな者のひとりである。(バハオラ:新しく英翻訳されたバハオラの書簡より)

 

6.汝ら、最高の喜びと友好にて集まり、慈悲深き主が啓示なさった節を唱えよ。そうすることによって、真の知識への扉は汝らの最も内なる存在に向けて開かれ、そうして汝らは、自らの魂が確固さを授けられ、自分の心が輝かしい喜びにて満たされるのを感じるであろう。(バハオラ:新しく英翻訳されたバハオラの書簡より)

 

7.喜びと輝きにて、わが節を熟読せよ。まことに、それらの節は汝らを神に引きつけ、汝らが神以外の全てから離脱するのを可能にするであろう。かくのごとく汝らは神の聖典とこの輝かしき書簡にて勧告されている。(バハオラ:新しく翻訳されたバハオラの書簡より)

 

8.これらの崇高なる言葉の内部に隠されている諸々の大海の奥深くを探り、それらの言葉の意味を知った者はみな、この強大にして荘厳で最も神聖なる啓示に授けられた言語に絶する栄光をかい間見たと言うことができよう。(バハオラ:「落穂集」、Y、p.10)

 

9.あらゆる者の主なる汝の主がその書の中でお定めになったことによれば人類に授け給うた恩恵はその範囲に限りがなかったとし、これからもそうあり続けるであろうことを知れ。全能者が人間に付与し給うた恩恵のうちでまず第一に重要なものは理解力という贈物である。神がこの贈物を授け給うた目的は創造物が、唯一にして真実の神――その栄光、高遠なれ――を知り、認めることを可能にするために他ならない。この贈物は、万物の中に真理を識別する力を人間に与え、正しい事に人間を導き、創造の秘密の発見を助ける。(バハオラ:「落穂集」、(J)XCV、p.70、)

 

10.洞察力と理解力の持ち主はみな、書き記されたことを現実と行動に移さねばならない。(バハオラ:「落穂集」、(E)CXII、p.250

 

11.崇高なる源から、そして神の好意と恩恵の本質により、神はあらゆる創造物に神の知識のしるしを委託なさった――それによって、神の創造物のうちどれもそれぞれの能力と役割と地位に応じて、この知識を表現する役割を与えられないでいることのないように。このしるしは、創造の世界における、神の美の鏡である。この荘厳にして高貴なる鏡をみがきあげるために努力すればするほどその鏡はより忠実に、神の諸々の名称と属性の栄光を映し出し、神の諸々のしるしと知識の脅威を明示するのである...

   あらゆる者が意識的になす尽力と自らの精神的機能の努力の結果としてこの鏡は永遠の神聖の牧草地に近づき永遠の友好の宮廷に達せるほどに、現世的な汚れのかすや凶悪な空想から清められ得るのである。(バハオラ:「落穂集」、(E)p.262

 

12.おお、わがしもべよ。汝が受け取った神の節を、神のおそばに近づいた者らが唱えたように唱えよ――そうすることによって汝の旋律の美が汝自身の魂に火をつけ、あらゆる者のこころを引きつけるように。神によって啓示された節を人が私室にてひとりで唱えるならば、全能者の散在する天使たちは、その人の口から発された言葉の芳香を四方に散らばせ、あらゆる廉直な者の心を鼓動させるであろう。その者は初め、その効果に気づかないでいるかもしれないが、その者に授けられた恵みの効力は遅かれ早かれその者の魂に影響せねばならない。かくのごとく、神の啓示の神秘は力と英知の源なる神の意志により定められたのである。(バハオラ:「落穂集」、p.295)

 

13.おお、わがしもべらよ!神の力によって定められた、わが聖なる啓示はまことに貴重ですばらしい輝きを放つ無数の真珠がその底に隠された大海のようである。あらゆる探求者は、その探求の熱心さと努力に比例して、神の変更できない隠された書簡に前もって定められた恩恵を授かれるよう奮起し、この大海の岸辺に達しようと努力すべきである。(バハオラ:「落穂集」、p.326)

 

14.おお、わがしもべらよ!神の勢力と力とにより、また神の知識と英知の宝庫から、われは神の永遠なる大海の底に隠された真珠をもたらし汝に示した。われは隠蔽のとばりの後ろから出てくるよう「天の乙女」たちを呼び出し、これらのわが言葉によって彼女らの身を包んだ――それらの言葉は最高の力と英知の言葉である。さらにわれは聖なる力の手によりわが啓示のえり抜きのワインの栓を開け、その神聖にして隠されたじゃこうの香りを全創造物の上に漂わせた。もし汝らがそれほど豊富な神の超越した全てを包みこむ恵みと神のまばゆく輝く慈悲のそれほど輝かしい啓示を授けられないでいるのを選ぶとしたら、汝ら以外の誰がとがめられるべきであろうか...(バハオラ:「落穂集」、pp.327−328)

 

15.最も高遠なる御方のペンにより啓示されたことを心の中で黙考し、その甘さを味わうならば、人は、必ず、自らが空になり、己れの欲望から解放され全能者の御意に完全に従順となるのを見出すであろう。そのように高遠な地位に達し、また、それほど寛大なる恵みを失わなかった者は幸いである。(バハオラ:「落穂集」、p.343)

 

16.今こそは、最高のペンから流れ出た離脱の水によって汝自身を洗い清め、くり返し下されたり顕現されたりしてきたことについて完全に神のために黙考し、そうして世界の様々な民族の心の中にくすぶる敵意感と憎悪の火を、英知の力と汝の発言の力により消し去ろうとできる限り努めるべきときである。神の使者たちがつかわされ、彼らの書が啓示されたのは、神の知識を広め進展させ人々の間の和合と友好を促進するためである。(バハオラ:ESW、p.12)

 

17.わが啓示を認め、わが知識の「大海」から取って飲み、わが愛の大気に舞い飛び、われ以外の全てを投げ捨て、わが驚くべき発言の王国から下されたものにしっかりとつかまった者そのようなものは真に学識ある者であることを知れ。まことに、そのようなものは人類の目のようであり、全創造物の身体の精神のようである。そのようなものを啓発なさり、立ち上がらせ、ご自身の偉大にして強大なる大業に仕えるようになさった、全てに慈悲深き御方に誉れあれ。まことに、そのような者は天上の群集や「壮大の幕屋」の中に住む者らによって祝福されている――彼らは全能にして力に満ちているわが御名において、栓をされたわが「ワイン」を飲んだのである。(バハオラ:ESW、p.83)

 

18.無学なるこの「者」の言葉に耳をかたむけよ――その言葉によって彼は汝を永続し給う御方なる神のところへと呼び出すのである。これは地球の全ての宝よりも汝のためによいことである。もし汝、それを理解できるならば。(バハオラ:ESW、p.129)

 

19.神の誤ることなき眼から生じたじっとすえられた眼にて聖なる知識の地平線をしばらく見てみよ。そして、永遠なる御方が啓示なさった言葉について熟考せよ――そうすることにより、おそらく、今まで栄光のベールの下に隠され神の恵みの幕屋の中にたくわえていた聖なる英知の神秘が汝に明かされるであろう。(バハオラ:「確信の書」[USed.]pp.16−17)

 

20.聖なる神秘を教えられた者らのみが、「天の鳥」が発したメロディーを理解できることがはっきりと示されたがゆえに、あらゆる者は神の信教の難解な事柄について、そして、神聖の「夜明け」たちのことばの難解な意味について心が啓発された者や、聖なる神秘の「宝庫」たちから啓発を求めるべきである。このようにしてこれらの神秘は明かされるであろう。――習得された学識によってではなく神の援助と神の恵みのほとばしりのみによって。「もしお前たちが知らないのなら訓戒の民*に尋ねてみよ。**」(バハオラ:新しく英訳された書簡より) *神から訓戒を授かった人々、つまりユダヤ教徒やキリスト教徒、**コーラン16:43

 

21.神の言葉や「天の鳥」たちの言葉を理解することは決して人間的な学識に依存はしない。それは心の清さと魂の純潔性と精神の自由さにのみ依存するのである。(バハオラ:「確信の書」(USed.)、p.211)

 

22.おお兄弟よ。われわれは目を開け彼の言葉について黙想し、神の顕示者らの加護を求めるべきである――そうすることによりわれわれは節を啓示なさる御方にけちをつけたりせず完全に神の大業に身を任せ、心から彼の法律を受け入れ、彼の慈悲の宮廷に入り彼の恵みの岸辺に住むであろう。まことに彼は慈悲深くしもべらをお許しになる御方である。(バハオラ:「確信の書」(U..ed.)p.217)

 

23.放棄のワインを飲まねばならず高遠なる離脱の頂点に達せねばならず。「一時間の黙想は七十年間の敬虔なる崇拝よりも好ましい」という言葉に言及されている黙想をしなければならない。それによってある人々のみじめなふるまいの秘密が明かされるであろう。その人々とは真実を愛し切望すると称しながら「真実」なる御方が顕現されたとき彼を信棒する者らをののしる人々である。この真実性については前述した伝承が証言する。(バハオラ:「確信の書」(E)、(USed.)p.238)

 

24.全ての恵みの「源」なる御方である汝の主の意思の天から流れ出たことについて黙想せよ。そうすることにより、汝が聖典の聖なる奥底に秘められている意図された意味をつかむことができるように。(バハオラ:「バハオラの書簡」、p.238)

 

25.聖別された者らは布教の方法について心の中で黙考し、瞑想すべきである。彼らは様々な場合に関する章句や節を驚くべき天なる聖典から取って暗記すべきである。そうすることにより彼らが話をしている間状況によって必要とされればいつでも聖なる節を唱えることができるように。なぜならばこれらの聖なる節は最も強力な特効薬であり最強の護符なのだから。その影響力は聞く者がためらう余地のないほど強力なものである。わが命にかけて誓う!この啓示は非常な力を授けられており地上のあらゆる国々と親族の磁石としての役をはたせるほどである。もし、注意深く黙想するなら人は誰にも逃げる場所のないこと、また、ありえないことを認めるであろう。(バハオラ:「バハオラの書簡」、p.200)

 

26.それでは、おお、わが神よ。あなたのすばらしき記憶により、わが魂を奮い立たせ給え。そうすることにより、私があなたの御名を賛美するように。私をあなたの言葉を読みながらあなたの隠されたる賜物を見つけずにいる者のひとりとして数え給うな――その贈物はあなたによって定められているように、その言葉の中に収められており、あなたの創造物の魂としもべらの心に生気を与えるのであります。(バハオラ:PM、p.83)

 

U.アブドル・バハの文書からの抜粋

27.そして神は神のもっともすばらしき賜物を授け、天上の一行の恩恵を得させるために全創造物の中から人間をお選びになった。その最も貴重な賜物とは神の完全なる導きを得るということである。――人類の最も内なる本質がこのランプを置くための壁がんのようになるように。そしてこの光の放散する輝かしさが心の鮮明なグラスに反射するとき、心の純潔性は光線を放ち、以前よりさらに輝き、人々の心や魂に栄光において輝くのである。

 最も偉大なる導きを得ることは知識と英知、そして聖なる言葉の神秘について知っていることに依存する。ゆえに神の愛されし者らは老若男女にそれぞれの能力に応じて様々な分野の知識を得、聖典の神秘に関する理解をまし、聖なる証拠や証明を示す技能を増すよう努めなければならない。(BEU.S.ed.)、p.12

 

28.汝らの心が、唯一にして真実の神の方へ完全に引き付けられているとき、汝らは聖なる知識を得、証明や証言に注意を払い、天なる聖典に言及されている、全てに慈悲深き御方の「美の」顕示に関する歓喜の知らせを暗記するであろう。そうして汝らは神の確証がいかにすばらしく神の援助がいかに恵み深いものであるかを見るであろう。(アブドル・バハ:新しく英訳された書簡より)

 

29.聖なる証明や証拠に関する知識を得、神の輝かしい光の啓示を示す得心のゆく証拠について知ることは不可欠である。汝が編成した勉強会のグループはアブドル・バハの心に喜びと幸せをもたらした。神意がかなえば神の慈悲の生気を与える息吹によって人々が教育され聖なる知識と理解の会合にてまぶしく輝くろうそくのようになるよう汝は非常な努力をし、ねばり強さとあらゆる者に義務的なことであり、義務として見なされねばならない。(新しく英訳された書簡より)

 

30.まことに汝は今、神の大業の根本的基盤のためにすばらしい奉仕をしている。なぜならその骨組みとなるのは神の信教を促進し、人々を目覚めさせ、聖なる布教活動において指導することに依存する。私は汝が短期間にアブハ楽園の子供らに聖なる神秘や真理について教え、たわいない想像のベールを引き破ってしまうよう、神に懇願する――それによって彼らのひとりひとりが流暢な話し手となり、他の多くの人々を神の大業へと導けるように。そうして証明や証拠により武装してちょうど一粒の種が七つの穂の穀物へと成長するように内なる本質の領域や人々の心の領土を征服するであろう。(新しく英訳された書簡より)

 

31.この日、明白な証拠や得心のゆく論証に関する教育や勉学ほど重要なものはない。そこに生命の源と救いの道があるからである。(ibid)

 

32.永遠の主なる神の存在と唯一性を証明することから始め、そして、預言者や使者たちにより宣言された使命の正当性を確立し、最後に宇宙のしるしや脅威や不思議について証明するという汝の考え出した教育方法はまことに好ましいものである。汝はそれに従って続行すべきである。栄光の主からの確証は必ず、下されるであろう。聖なる書簡や明快な言葉や言明を暗記することは、まことに賞賛されるべきことである。汝は教育し解説し指導することに最大の努力を尽くすべきである。(ibid)

 

33.「アブハの美」の追憶を祝い、聖なる言葉が唱えられるのに耳を傾けるために開かれる集会は全て、まことに御国のバラの花園であり、その集まりは目に見えざる世界から漂ってくる生気を与える神聖の息吹により強化されるのである。聖なる恵みのほとばしりはそのような集会の光であり、そこに神の慈悲のまばゆい輝きが現されているのだから。それらの輝かしい顔が神聖の領域の会合にてまばゆく輝くことに可能にされ、それらの歓喜にひたっている者らが神の情け深さの天にてともに集まるよう、また、彼らが、天なる群衆の間にて聖なる単一性の節を唱え、アブハ王国にて神を賛美するメロディーを歌い、天上の領域において歓喜の声を上げ、アブハ王国にて至上の喜びの叫びを上げるよう私は神に懇願する。(ibid)

 

34.おお、アブドル・バハの愛する者よ!汝が大業に奉仕し、友人たちの集会で雄弁な話をし、聖なる神秘について解説することに熱心に従事していることは疑いのないことである。そのような尽力は神の目に見えざる援助のほとばしりを下させ、磁石のように、聖なる恩恵を引き付けるのである。聖霊の活気付ける息吹により、汝が日毎に強くなされ、より雄弁な講演ができる力を授けられるよう私は心から望んでいる。(ibid)

 

35. ...バブはこう言われた――「もし、小さな蛾がこの日、コーランの最も難解で当惑させるような節の意味を明かす力を持ちたいと望んだとしたら。その望みは疑いなくかなえられるであろう。なぜなら永久の力の神秘は全創造物の最も内なる存在にて震動しているのだから。」もしそのように無力な生き物に、それほど鋭敏な力が授けられ得るなら、バハオラの豊富な恵みのほとばしりにより放散された力はどれだけより効果のあるものであろうか。

 ...ゆえに、おお汝ら、啓発された若者たちよ。知性と精神の神秘を明かし神の日の神秘を理解できるよう、日夜、努力せよ。「最大名」が到来したことの証拠について自らに知らしめよ。

 

36.もしあらゆる市にて、いく人かの目覚めた者らが機会のあるときに集会を開き、そこで、神の証拠と論証を常に提示したなら、これは、人間の意識を拡大させるのに大いに役立つであろう。しかしこれは、話が、このひとつの主題に集中されることを条件とする。(BMNOF、p.7)

 

37.朝夕、ペルシャ編とアラビア編の「隠されたる言葉」を唱え、これらの聖なる勧告に従ってふるまえるよう熱心に祈り、涙ぐんで歎願することがわれわれめいめいに似つかわしいことである。これらの聖なる言葉は、聞くためではなく、実行するために啓示されているのである。(新しく英訳された書簡より)

 

38.われわれは「隠されたる言葉」を暗記し、比類なき主の勧告に従い、唯一にして真なる神の敷居にて、自らの隷属にふさわしいようにふるまうべきである。(ibid)

 

39.もし、ペルシャ語とアラビア語で啓示されている「隠されたる言葉」に従ってふるまうなら、汝は、神の愛の火のたいまつとなり謙虚や謙遜や無私の権化となることを確信せよ。(ibid)

 

40.「隠されたる言葉」は神の神秘の宝庫である。汝がその内容について熟考するとき、神秘の扉は開かれるであろう。(ibid)

 

41.神に誉れあれ――汝は、聖なる教えを通して、視力と洞察力の両方を最高の程度まで得たのであり、確信と信念においてしっかりと根を下ろしたのだから。他の者らも同様に明るくされた目を聞く耳を得、永遠の生命に達することが私の望みである。(SWAB、p.32)

 

42.「隠されたる言葉」を読み、その内なる意味について黙考し、それに従って行動せよ。また、「タラザトの書簡」(飾り)や「カリマト」(楽園の言葉)「タジャリヤト」(光輝)や「イシュラカト」(輝き)そして「ヒジャラト」(歓喜の知らせ)を注意深く読み、天なる教えで命ぜられているように立ち上がれ。このようにして汝らはめいめい、光を放つろうそくのように、人々が集まるあらゆるところで人々を引きつける中心となるであろう。そして汝らからは花壇のように甘い香りが放たれるであろう。(SWAB、pp.35−36)

 

43.聖なる書簡に注意を向けよ――「イシュラカト」(輝き)、「タジャリヤト」(光輝)「楽園の言葉」「歓喜の知らせ」「タラザト」(飾り)、「最も神聖なる書」を読みなさい。そうすれば汝、こららの聖なる教えは、今日病み苦しむ人類の治療薬であり、人類の身体の傷を癒す鎮痛剤であることがわかるであろう。これらの教えは生命の精神であり、救いの箱舟であり、永遠なる栄光を引きつける磁石であり、人の内なる自分を動機づける原動力なのである。(SWAB、p.61)

 

44.「イシュラカト」(輝き)、「タラザト」(飾り)、「ビシャラト」(歓喜の知らせ)「タジャリヤト」(光輝)そして「カリマト」(楽園の言葉)の書簡がそれらの地域で翻訳され、出版されたとわれわれは聞いている。汝らはいかにあり、いかに生きるべきかの模範を、これらの書簡の中に見出すであろう。(SWAB、p.79)

 

45.最高の愛もて開かれ、集まった者らが神の御国の方へ顔を向け、神の教えについて話がなされ、出席する者らを進歩されるような効果を発する集まり――そのような集まりは主の集まりであり、その祝祭の卓は天から下されたものである。(SWAB、p.94)

 

46.人々が集会の場に集まり、神を賛美し、神の神秘についてお互いと語り合うなら、疑いなく、聖霊の息吹は彼らの上をそっと吹きめいめい、その分け前を受け取るであろう。(SWAB、p.94)

 

47.おお汝、真の友人よ!神の学校にて、精神の教課から読み、愛の「教師」から最も内なる真理について学べ。天国の秘密を求め、神のあふれんばかりの恵みと好意について語れ。(SWAB、p.110)

 

48.神の信教を支える不動のものとして確立されたいくつかの柱がある。それらの中で最強のものは学識と知性の行使、意識の拡大、宇宙の本質や全能なる神の隠されたる神秘にかんする洞察力である。

 

49.汝は知識の習得について尋ねた――神の書や書簡そしてこの信教の真実性を示すために書かれた論説などを読みなさい。たとえば英語に翻訳されている「イガン」(確信の書)やミルザ・アブル・ファズルの著作そして他のいく人かの信者らの著作などである。来たるべき日には多くの聖なる書簡や文書が翻訳されるであろう。汝はこれらも同様に読むべきである。また、神の愛の磁石によって、神の知識が汝に引きつけられるよう神に求めよ。人が一旦、あらゆることにおいて神聖になり、清められ、聖別されると、神の知識の門はその人の目の前に広く開け放たれるであろう。」(SWAB、p.190−191)

 

50.あなた方は彼の言葉について心の中で黙考し、瞑想しなけらばならず謙虚に彼に呼びかけ彼の天なる大業において自己を捨て去らねばならない。これらのことは、あなた方と全人類に対する導きのしるしとなし、最高の地平線から光り輝く星となしアブハ楽園にそびえる樹となすものなのである。(SWAB、p.241)

 

51.おお、神の侍女よ!神の言葉を唱え、その意味について黙考し、それを行動に移せ。われは汝が「生命の王国」の高遠な地位に達するようなし給うよう、神に求めん。」(TAB、p.85)

 

52.集会を開き、天なる教えを唱えよ。それによって町が真理の光によって照らされ、その国が聖霊の力により真の楽園となるように。なぜならこの周期は栄光に満ちた主の周期であり、人類の一体性と結来のメロディーは東洋と西洋の耳に届かねばならないのだから。(TAB、p.631)

 

V.アブドル・バハにより発された言葉より(講演etc)

53.この肉体の姿を捨て去る前も後も完全性において進歩があるがそれは状態においてではない。人間は完全な人間において極致に達する。完璧な人間より完璧な人間は存在しないのである。しかし人はこの状態に達しても完全性においてさらに進歩することができる。しかしそれは状態においてではない。人は完璧な人間の状態よりも高いレベルの状態に移ることはできないからである。人は人間としての状態においてのみ成長するのである。人間の完全性には限りがないからである。このように人がどれだけ博識であっても、もう少し博識な状態を考えることができるのである。(SAQ、p.237)

 

54.バハオラの教えの原則は、頭と心とにより理解されるまで、ひとつひとつ注意深く勉強されるべきである。そうすればあなた方は光の強力な信奉者となり、真に精神的となり、神の聖なる兵士となりペルシャやヨーロッパそして全世界で真の文明を築き、広めるであろう。(PT、p.22)

 

55.聖霊を通して息をする精神は空腹な人全てのための糧である。預言者らに啓示を下し給うた神は必ずその豊富さから日々の糧を忠実に神に求める者ら全てにお与えになるであろう。(PT、p.57)

 

56.人々を教育し、啓発し、人々に聖霊の力の神秘について説明し、人々が「光」を反映するのを可能にさせ、そして人がその代わりに他の人々への導きの源となるように、神は預言者たちをこの世につかわされた。諸々の天なる書や聖書やコーランや聖典は聖なる美徳や愛や正義や平和の道への導きとして、神により授けられた。

 ゆえにわたしはあなた方に言う――これらの聖なる書の勧告に従い、あなた方の目の前に示された模範に従って、あなた方自身、最も高遠なる御方の聖者となれるよう、生活を規制すべきである。(PT、pp.61−62)

 

57.心から「天なる光」を求めよ。真理について理解できるようになり、神の秘密の事物について知り、隠されたる道が目の前に明らかにされるように。

 この「光」は鏡のようである。鏡がその前に置かれたものを全て映し出すように、この「光」の助けにより、聖典のあらゆる精神的解釈は明らかにされ、神の宇宙の隠されたる事柄は明らかにされ、われわれは人間に対する神の目的を理解することができるのである。

 神がその慈悲によりあなた方の心と魂を栄光にみちた「光」で照らし給うよう、わたしは祈る。そうしてあなた方はみなこの世の暗い場所で明るい星のように輝くであろう。(PT、pp.69−70)

 

58.わたしは、あなた方が、バハオラの教えを熱心に勉強することを勧告する。神の助けにより、あなた方がまことのバハイとならんがために。(PT、p.96)

 

59.バハオラは、あらゆる現象には(神からの)しるしがあるといわれた。知性のしるしは黙想であり、黙想のしるしは沈黙である。

 

60.神に誉れあれ!――あなたは御国の呼び声を聞いた。あなたの目は開かれ、あなたは神の方へ顔を向けた。あなたの目は開かれ、あなたは神の方へ顔を向けた。あなたの目的は神のお望み通りにすることであり、心の神秘を理解し、真理を探究することである。あなたは、天なる王国の意義を理解し、知識の確信を得、この世界には創造者、生気づける存在、供給者そして造物者がいることを理解できるよう、日夜、努力しなければならない。そしてこの世界にそのような存在がいることは感情的にではなく、証拠や証明によって、いやむしろ、決定的な論拠や真の幻視によって理解されねばならない――つまり、外的な目が太陽を見るようにはっきりと描くことによってである。このようにしてあなたは神の存在を目にし、聖なる顕示者たちの知識を得るのである。(FWU、p.65)

 

61.あなた方の集まりの目的は聖典の意味や神秘について勉強し、聖なる遺訓の意味について理解することである。と、わたしは知らされている。あなた方が神の御国の方へ向かい、神の御前に近づくことを望み神の真理や教えについて知ることを望んでいるのは、わたしのたいへんな喜びのもともである。あなた方が、この目標に達するために最大の努力を尽くし聖典に隠されている知識や神秘についてしるために聖典の言葉をひとつひとつ調べ、勉強することが、わたしの望みである。言葉だけに満足せず、言葉の心の中に隠されている精神的な意味について理解するようつとめよ。(PUP、pp.458−459)

 

62.あなた方の魂が神の御言葉の光のよって明るく照らされ、神の神秘の宝庫とならんことを。聖なる教えを精神的に理解することによりすばらしい慰めや幸せはないからである。もし、シェイクスピアのような詩人の言葉の意味を理解できたなら、人は喜び、うれしく思う。それでは、聖典の真理について理解し、御国の神秘について知ることができるなら、人は、どれだけより喜び、うれしく思うであろうか。

 聖なる祝福が毎日、あなた方にやってくるよう、そして、神の御言葉の内なる意味を理解するためにあなた方の心が開かれるよう、わたしは祈る。(PUP、pp.460)

 

63.聖なる事柄は深遠すぎて普通の言葉では表現できない。来たるべき年代の間に理解され、保存されるよう、天なる教えは、たとえ話で表現されている。精神的な気質の人々が天なる教えの意味の大海に深くもぐるとき、彼らは、その内なる意味の真珠を表面にもたらすのである。精神的な心で神の御言葉を勉強することほど楽しいことはない。(ABL、p.78)

 

64.聖なる書の理論的な点や証拠を暗記することはとても好ましい。(それらは)バハオラが聖なる書の約束の実現であるという事を確立する証拠や証明のことである。これらの証拠は集められ、暗記されるべきである。誰かが『証拠は何なのですか』と尋ねるやいなやあなたは声高く叫んでこう言うであろう――『はい、これらが証拠ですよ!』」(SW、Vol3、No.11、p.4)

 

65.汝バハオラの教えにしたがって生きよ。ただ読むだけではいけない。バハオラの言葉をただ読む者と、それらの言葉にしたがって生きようと努める者との間には大きな違いがある。その言葉の意味について熟考し、その命令を生活に具現せよ。(SW、Vol.7、No.18、p.178)

 

66.神の大業は大学のようであり、信者たちはその生徒のようである。(その)大学は科学や芸術や文学の習得のために設立されている。もし、そこに学問がなく学者が教育されなかったら、大学の目的ははたされないことになる。生徒たちは勉学の成果を品行や行動において示さねばならない。そうでなかったら、生徒たちは人生を無駄にしたことになる。さて、友人たちは神の宗教に、よりすばらしい栄光と成果をもたらすように生き、ふるまわねばならない。彼らにとって神の大業は、人々の人生を変える原動力であるべきで、集会や委員会や無駄な話し合い不必要な論争や政治的策動にかんする事柄であってはならない。(SW、Vol.7、No.18、p.178)

 

67.まず最初にすべきことは「精神性」に関する渇望を得ることである。そうして、人生を生きよ!人生を生きよ!人生を生きよ!この渇望を得る方法は将来の人生について瞑想することである。聖なる言葉を勉強し、聖書や諸々の聖なる書を読み、特に、バハオラの聖なる言葉を勉強せよ。祈りと瞑想――このふたつには多くの時間をかけよ。そうすればあなた方はこの「大いなる渇望」を知るであろう。そうして初めてあなた方は人生を生きることができるのである。(SW、Vol.19、No.3、p.69)

 

68.知識は愛である。勉強し、勧告に耳を傾け、考え、神の英知と偉大さについて理解するよう努めよ。種がまかれる前には土が耕されねばならない。(SW、Vol.20、No.10、p.314)

 

W.ショーギ・エフェンディの手紙より

69.神に誉れあれ――重要な事柄または副次的な事柄、本質的または非本質的な事柄、科学や芸術、自然科学や文学、政治や経済に関してこのすばらしい律法時代に啓示された聖なる文書や書簡の精神が世界中に浸透し、この世界が始まってから過去の宗教制や時代において、そのような精神はかつて見たり聞いたりされたことがないほどです。まことに、もし、自らをバハオラの信棒者と称する人が、これらの天なる教えの大会に身を浸し、その奥深くへもぐっていき、最高の英知のひとつひとつを引き出すならば、そのような人の生活は物質的にも知的にも精神的にも困難や骨折りから守られ、   や危難そしてあらゆる悲しみや落胆にも影響されずにいるでしょう。(アジェルバイジャンの友人たちへ、1/13/23

 

70.今こそは、バハオラの選ばれし者でありバハオラのメッセージを世界に伝える者であるわれわれが、日夜、努力し、まず最初にバハオラの大業の「精神」をわれわれ自身の個人的生活において深め、それから、その崇高なる「精神」を示すために絶え間なく努力するときです――その「精神」にかんしては、バハオラの敬愛なる「令息」なるアブドル・バハがその人生の間常に、独特で真の代表者でありました...

 清い心を持ち、謙虚かつ熱心に、そして新たに、バハオラの助言と勧告に耳を傾け、この人生におけるわれわれの使命を果たすために必要な全ての導きと精神と力を「天なる力の源」から求めようではありませんか。(BA、p.35)

 

71.アブハの敷居におけるあの勇敢で疲れを知らぬしもべてあり、私の敬愛なる兄弟バクダディ博士導きと指導の下であなた方が成しとげようと取り組んだことは、まことに賞賛さるべきで最も重要な事柄です。その偉大なる事業において決してたじろいではなりません。大業にかんする知識を深めなさい。活動の範囲を広げ、真の科学と神の啓示の間に存在する調和を理解し促進するように努めなさい。私は、あなた方のために祈ることを決して忘れません。私はあなた方の目の前に置かれた任務が最終的に勝利を収めることを大いに望んでいます。(米国シカゴのバハイの若者へ 1/23/24

 

72.もしバハオラやアブドル・バハの言葉を利己心をなくして読み、それに専心するなら、あなたは、それまで知らなかった真理を見つけ、世界の偉大な思想家たちを悩ませてきた問題に関する洞察力を得るでしょう。神はその本質において理解できず、また、肉体的な姿を装うこともできません。私たちは、神の顕示者たちを通してのみ、神に近づくことができるのです。私はあなたが、顕示者の聖なる教えの泉から深く取って飲まれることを祈ります。あなたが回復され、成功されることを私が祈っていることを知ってください。(ある個人の信者へ、1/30/25

 

73.バハイの若者は神の大業の布教の仕方について教えられねばなりません。バハイ信教の根本原則にかんする彼らの知識は深められ、科学や文字にかんする彼らの教育の水準が高められねばなりません。彼らは、アブドル・バハが西洋の講演で使われた言葉や示された模範について徹底的に知るようにならねばありません。また、彼らは、聖なる書や書簡に記されている布教の必要条件についても知らなければなりません。(東洋の行政会へ、6/9/25

 

74.勉学をされている間、私たちの敬慕する大業の歴史や教えについて徹底的に勉強することにできる限りの時間を捧げられることを、私はあなたに強くお勧めします。これが、バハイ信教への将来の効果的な奉仕活動のための必要条件です。そして、私は、あなたが来たるべき日々に、その奉仕活動において傑出されることを望み、祈っております。(ある信者へ、5/18/26

 

75.あなたが、神の御意思をお望みの通りのことをするよう霊感を与えられ、あなたの視力がはっきりとされ、あらゆる無駄な欲望が心から除かれ信教の根底にある真理に関する理解を妨げる全てのものから知性が清められるよう、私はあなたのために祈っております。神の導きがあなたの道を明るく照らし、あらゆる障害物を道から取り除くよう、教えを深く勉強しなさい。(ある信者へ、4/26/27

 

76.大業の若き熱心なる奉仕者は...私の心に暖かみをもたらします。私は、聖なる廟での祈りの間、彼らの望みや計画や活動を憶えておきます。また、私は、バハオラの啓示された言葉やアブドル・バハの講演を徹底的に勉強し、バハイの講演者や布教者がなす教えの発表や解釈に過度に頼らないよう彼らに助言します。全能なる御方があなたを支え、任務においてあなたを導いてくださいますように。(ある信者へ、3/20/29

 

77.これらの事柄〔バハイ信教に対する虐待行為〕について心の中で黙考し、視野を広げるように努力し、この大業にかんする理解を深め、そして、世界の精神的歴史におけるこの最も偉大な劇的出来事においていかに小さいものであれ自分の役割を果たすため決然としてまた率直に立ち上がること――これらのことが、われわれの任務であります。(WOB、p.26)

 

78.私は身を奮い立たせるようなナビルの本に集められている豊富な正真の資料を最大限に活用することをあなたに強くお勧めします。また、将来の布教活動の基礎としてまた精神的生活や大業への奉仕活動での糧として、そこに記されている事実を十分に習得し理解するよう若者に勧められることを、私は助言いたします。(ある信者へ、11/9/32

 

79.来年はバハイ行政機構の必要事や原則や目的と同時に、「夜明けを告げる人々」に専念なさることを強くお勧めします。あなたの国において、大業はまだ初期段階にあります。それは、洞察力や能力や理解力のある男女を必要としています。新しく設立されたあなたの学校が、このことだけでなく、他の活動においても計り知れないほど貴重な奉仕をできますように。私は心の底からあなたの高遠なる努力のために祈っています。安心なさい。そして頑張りとおしなさい。(ある信者へ 9/25/33

 

80.バハオラの驚くべき啓示の意味をより深く理解することがその忠実な信奉者らめいめいの第一の義務であり、絶え間ない努力の目標であり続けることは、私が変わることなく確信していることです。それほど広大な機構や荘厳なる啓示や神聖な委託物について正確かつ徹底的に理解することは明らかな理由から、私たちの限られた知性には及ばぬことです。しかし、バハオラの信教が秘める真理とその基礎である原則についてよりはっきりと理解することによって信教の普及のために努力するにつれて私たちは、新たな霊感を得(精神的)糧をさらに得ようと努めることができますし、また、そうすることは私たちの本務なのです。(WOB、p.100)

 

81.信者たちの不和によって起こった状況を知って嘆いている次第です。「バハイ行政機構」〔Bahai Administration と題された本の中で説明されている行政秩序の要点はあらゆるメンバーによりますと、そしてより断固として強調されるべき事柄です。そこに与えられていないことは全て、あなた方の行政会に照会されるべきです。あらゆる状況の下で大多数による裁決が支持され、執行されるべきです。がんばりとおし、決して熱意と勇気を失ってはいけません。(インドNSAへの手紙より、5/9/34

 

82.これからはバハイの信条の要点と行政秩序の顕著な点に専念し、これらの真理を感受性のあるとおもわれる人全てに教えることに努めることを私は強くお勧めします。それは、この栄光ある大業のためになされるあなたの長い献身的尽力において荘厳なる奉仕の行為となるでしょう。(ある信者へ、7/31/34

 

83.そのような運動に参加する人々は組織の役割にたずさわる人であれ、任務そのものの遂行を委任された人であれ、その任務の遂行のために不可欠な予備条件として、この信教の歴史や教えの様々な面について徹底的に知るようにしなければなりません。この目的を果たすため、彼らは自ら、念入りにかつ勤勉に、信教の文献を勉強し、その教えを探求し、その法律や原則を理解し、その戒めや信条や目的を理解し、その勧告や祈りのいくつかを暗記し、その行政機構の要点を十分に習得し、その現在の業務や最近の発展状態について遅れることなく知るようにしなければなりません。(ADJ p.41

 

84.急速に発展する「秩序」をその運命の大道に押し進める過程が増加し、勢いを増すにつれ、次の重要な必要事にますます注意を払わねばなりません。それは、あらゆる可能な手段により、個人の信念と理解と精神的生活を深めることを確実にするということであり、その個人は、この共同体の特権を与えられたメンバーとして、この栄光ある展開に参与するよう求められ、この歴史的発展のために援助している人々です。彼らが支持する信教とその歴史や精神的原則や行政的原則を深く勉強し、バハオラの聖約とアブドル・バハの遺訓を徹底的に理解し、信教の「設立者」たちが発された主張の意味をより深く理解し、その「設立者」たちの教えに秘められた根本原則と真理に対してより献身的になること――これらのことが、この急速に拡大する共同体のメンバーの、緊急な必要事である、と私は確信しています。彼らがそれほど勤勉に築きあげている諸々の機構の堅固さは、この精神的基盤に依存するからです。この新しい分野への外的な突進や諸々のバハイ機構の増加は全て、共同体の精神的生活を支えその健全な成長を確実にする根を深く下ろさせることと平行していなければなりません。その肝要で常に存在する必要事から決して注意をそらしてはなりません。また、その必要事は、いかなる状況下にあっても、おろそかにされてはなりませんし、バハイ行政機構の外的な拡大を確実にするという劣らず重要で緊急な任務の下におかれてもなりません。(オーストラリア・ニュージーランドNSAへの手紙より、12/30/48

 

85....新しく育てられたこれらの貴重で非常に尊敬された、ともに奉仕する人々の精神的生活を深め、この信教に秘められた本質的真理やその根本的機構やその歴史と起源――バハオラとアブドル・バハの二つの聖約、現在の行政機構と未来の世界秩序、「最も神聖なる書」の法律、守護者制と万国正義院の切り離せない機構、英雄時代と形成時代の顕著な出来事、この信教とそれ以前の宗教性の関係、この信教を取り囲む社会的、政治的組織に対するこの信教の態度――にかんして彼らの心を啓発するという最高の義務は、偉大なる精神的聖戦の最も重要な面をなし続けねばなりません。そして、この精神的聖戦は、信教の擁護者らにより、南部の姉妹の共和国の人々から発されたのです。(CFpp.76−77)

 

86.個人の信者の精神的生活を深め、豊かにし、信教の根底にある本質的真理に関する理解を増し、行政上の手順において訓練を受け、信教の「創始者」とその教えの権限を与えられた「解釈者」により確立された聖約の根本原則について理解をすることは、これらの共同体の教育と成長と強化に責任のある全国の代表者らの最高の目標となされなけらばなりません。(オーストラリア・ニュージーランドNSAヘ、3/1/51

 

87.この共同体のメンバーの精神的生活を守り、できる限りの手段を尽くしてその精神的生活を常に豊かにし、バハイ信教の顕著な特徴と根本的真理に関するメンバーの理解を深め、メンバーの個人的生活や行動に信教の精神と教えを反映させるよう彼らに刺激を与えるという最高の責任をこの共同体の選出された代表者らは怠ってはなりません。(南米バハイNSAへ、6/14/54

 

88.内的な拡大と強化の過程が勢いを増すにつれ、この共同体の選出された全国的代表者らは次のような、劣らず根本的な任務に身を捧げることを怠ってはなりません。その任務とはそのメンバーの精神的な生活を常に豊にし、この信教の根底にある本質的な真理に関するメンバーの理解を深め、その法律や法令を厳しく守ることを要求し、そして、バハオラの啓示の原動力なる崇高な真理を個人的生活や行動においてより十分に反映することによって仲間の信者らに模範を示す、ということです。(中央アメリカ、バハイNSAへ、6/24/54

 

89.何よりもまして、あなた方の行政会は、次のようなことに最大の努力を尽くさねばなりません。――それは、新しく加入した信者に信教の根本的、精神的真理と神によって定められた「行政秩序」の起源や目的や目標手順について教え、信教の歴史について彼らがさらに知るようになし、バハオラとアブドル・バハの聖約についてより深く理解させ、信教の布教と行政の活動のためさらに努力し熱心に参加するよう刺激し、そして、信教の重要な利益を促進するのに必要な犠牲を払うよう刺激することです。自らを信教の心棒者と称する支持者の共同体が拡大し行政秩序の基盤が拡大し、成長する共同体の名声があちこちに広まるにつれ、すでにたくわえられた実が耐え続くためには、そのメンバーが精神的に生気を与えられ、メンバーの内的生活が深められることにおいても同時に進歩が遂げられねばならないのですから。(カナダ・バハイNSAへ 6/26/56

 

90....信教の本質的真理について、よりしっかりと理解し、その歴史についてより深く勉強し、初期形成状態の「世界秩序」の起源と意義としくみ、そしてその現状と業績さらにこの「秩序」の誕生と精力の源である聖約についてより深く理解すること――これらのことがあらゆるイギリス人バハイの心がとてもしきりに期待している、あの幸福な時代のそして今はぼんやりとしか認めることのできない栄光の始まりを保証しその到来を早めることのできる最低の必要条件であるのです。(イギリス諸島バハイNSA8/30/57

 

X.ショーギ・エフェンディの代理による手紙より

91.諸々の聖なる書は、この新しい律法時代にかんする言及で満たされています。バハオラは、「イガンの書」の中で趣旨を述べられ、顕著な節の中のいくつかについて説明なさっておられます。それは、友人たちが、聖なる書を自分で勉強し続け、そこに見いだされる神秘を明かすようにとお望みになってのことです。

   人々は象徴の意味や聖なる節の真実性を理解できず、それらの言葉を神話や実現不可能な夢であると思っていました。それらの節について黙考し、落胆した地上の人々に、それらの節が収める知識の宝庫について教えることは、バハオラにより識別を授けられた友人たちの義務であります。(ある信者へ 3/11/23

 

92.ショーギ・エフェンディが大いに期待をかけておられる若きバハイの人々が大業について深く、また徹底的に勉強するために努力し、その歴史について読み、その根底にある原則を見つけ、十分な情報を得、精力的になるならば、彼らは必ず、大いに学び、成就することができるでしょう。師〔アブドル・バハ〕が布教の重大なる任務を託されたのは、若きバハイの人々であります。御国の呼び声を上げ、人々を眠りから覚まさせるのは彼らであります。もし彼らが任務を果たしそこねれば、大業は停滞する運命にあるのです。(インド・バハイNSAへ 4/26/23

 

93.大業についての理解を深めるとは、大業についてその純粋な姿のまま他の人々に伝えることができるほど、バハオラと師〔アブドル・バハ〕の文書をくまなく読むということです。大業が何を表しているかについて、浅はかな考えをもった人々が沢山います。したがってそのような人々は大業について、自分が持つ様々な考えと一緒に伝えるのです。大業はまだ、その初期形成段階にあるので、私たちはこの過ちに陥り、これほぼ崇敬する大業に害を与えないように最大の注意を払わねばなりません。

  大業にかんする勉強には再現がありません。私たちはその文書を読めば読むほど、その中により多くの真理を見出すことができ、それほどまでの自分の考えに誤りがあったことに、より気づくでしょう。(ある信者へ、4/25/26

 

94.ショーギ・エフェンディは、若者のグループが〔アブドル・バハ〕「遺訓」について勉強をしていると知って、特に喜んでおられます。この文書は、バハイの退号の精神と使命と将来の状況について完全に理解するために不可欠なものだからです。そのうちいくつかの節について有能な人に説明してもらうのがよいかもしれません。(ある信者へ。2/28/28

 

95.あなたが大業とその教えについて勉強すればするほど、それが現在のこの世界にいかなる使命を持っているかを、より悟れるであろうと、ショーギ・エフェンディは確信しておられます。この大業がキリスト教以来出現した最大の光であり、現在の世代の人々はそれに近すぎでその意味について理解できず、その意味は将来になって初めて明らかになるであろうというバリオルのジョウット博士の吐く言は正しいものです。この世代と将来の世代の人々の頭と心において、この運動の信条や教えの精神や「設立者」たちの人生が生じる根本的ですばらしい変化についてはバハイでさえも知ることはできないと私は信じています。(ある信者へ12/17/28

 

96.あなた方のグループが日毎にメンバーの数を増し徐々にその導きの光を周辺の地域に放ち始めるように、彼は心から望んでおられます。

  しかし、その段階に達する前に、あなた方は大業の教えと文献にかんする知識を深めるためにできる限り努力せねばなりません。バハオラと師〔アブドル・バハ〕の文書は広大なる海のようで、あなた方がそこへ深くもぐればもぐるほど、より貴重な宝を見つけるでしょう。そして、私たちはそれらの宝を得て初めて、それらを他の人々と分かち合うことができるのです。(米国オハイオ州コロンバスのバハイたちへ、3/4/31

 

97....ショーギ・エフェンディは、あなた方がまず、教えにかんしてあなた方自身の知識を深めるために最大の努力をし、そうして他の人々を引きつける努力をするように望んでおられます。あなた方は勉強会をつくり、出版されている重要な本、特に〔バハイ〕信教の根本的信条を含む「イガン」の書を読むべきです。その本について熟考し、その意味について十分に理解する人は、以前の経典に関して明確な洞察力を得、バブとバハオラの真の使命について理解するでしょう。(米国ミズーリ州セント・ルイスLSAへ 3/27/31

 

98.バハイであるあなたはバハオラが教育は真の文明の最も根本的な要因のひとつであるとみなされたことを確かにご存知でしょう。しかし、この教育は実りあり十分あるためには、その性質において統括的であり、人間の肉体的な面や知的な面でなく、精神的・倫理的面についても考慮するものでなければなりません。これが、世界中のバハイの若者のプログラムであるべきです。(ある信者へ 7/9/31

 

99.あなたの教科課程についてですが、ショーギ・エフェンディは、あなたが、特に、お母様と協議なさった後、あなたが最も好きであなたに最も適している科目を見つけられることを提案なさいます。大業は、私たちの職業が何であれ、奉仕できるものです。唯一の必要事項は私たちが精神的な気質を持ち、ただ物質的な考慮に導かれないことです。また、私たちは大業の文献にかんする知識を深めることを勉強によって引き止められないようにすべきです。(ある信者へ 11/9/31

 

100.ショーギ・エフェンディはこれらの夏季学校の真の目的は、友人たちの知識を深めることであると思っておられます。講義は課題にかんしてすばらしい描写ができるので非常に不可欠なものです。しかし描写だけでは不十分です。友人たちは知識を深めねばならず、これは講義と一緒に、同じ講義者による勉強会やセミナーがあれば成し遂げることができます。

    世界は疑いなく、大変な危機に直面しており、社会的、経済的、政治的状況は日毎に複雑になってきています。もし友人たちが、世界の改革を先導したいのなら、彼らは、自らを教育することから始め、人の頭を困惑させている困難や問題が何なのかについて理解せねばありません。このような訓練が友人たちに与えられるのはこれらの夏季学校においてであります。(ある信者へ 1/27/32

 

101.この他に友人たちは適切な勉強会を編成し、教えにかんする知識を深めねばなりません。あなたは大業の文献にかんして、そのように徹底的に理解することによって初めて、バハオラが世界にもたらされた真のメッセージについて理解できるのです。そうして初めてあなたは、現在、世界に存在する他の団体や運動の活動がいかに不完全で無駄であるかわかるでしょう。(ある信者へ 2/1/32

 

102.ショーギ・エフェンディは、あなたが「運動」の精神と信条を十分に知るようになるまで、その文献の知識を深めることにできる限り努力なさるよう望んでおられます。そのようにしっかりした理解を得ない限り、あなたは、他人に教え、信教の普及のために真の奉仕をすることはできないでしょう。特に重要なのは、神の預言者たちに対するこの大業の態度と社会の歴史における預言者たちの使命について説明している「イガンの書」です。この他には師〔アブドル・バハ〕の「質疑応答集」やナビルの「夜明けを告げる人々」があります。あらゆるバハイは、これらの本をマスターし、それらの内容について他の人々に伝えることができなければなりません。これらの本は重要である他、興味深く〔読む人を〕熱中させます。(ある信者へ 2/9/32

 

103.もちろん、理想的な布教方法はいつも、バハオラや師〔アブドル・バハ〕の実際の言葉に言及することによって自分の言わんとすることを証明するということです。これは大業を人々によって誤解されることから守ります。真実はこれらの聖なる「光」がおっしゃることであり、ゆえに、彼らが私たちの言明の権威者であるべきです。

   しかし、これは、私たちの表現の自由が限られられているという意味ではありません。...私たちはより勉強すればするほど、教えの意味を理解することができます。この大業において、私たちは文字を言葉の精神から切り離すことはできません。バハオラがおっしゃるように、私たちは外面の意味を取って内面の意味にかさねなかればなりません。どちらも、他方無しでは間違っており、欠陥があるのです。(ある信者へ、2/16/32

 

104.もうひとつ重要なことは、信教を受け入れた人々は、大業の文献を勉強するよう常に勧められるべきであるということです。私たちの数が増えるだけでは十分ではなく、私たちには、岩の上に立ちいかなる試練も揺るがすことのできない信念を持った人々が必要です。そして私たちは立ち上がって他の人々に「メッセージ」を伝え他の人々を導く人々が必要なのです。(ある信者へ、4/13/32

 

105.ショーギ・エフェンディは「夜明けを告げる人々」の出版が友人たちをより偉大なる自己犠牲そしてより断固とした布教方法へと呼び起こすと確信されて始めて、その翻訳にとりくまれました。そうでなかったら、彼はそのためにそれほど多くの時間を捧げられなかったでしょう。

   それらの勇敢な人々の人生や活動について読むことは、私たちの生き方や大業における奉仕の受容性の認識に影響を及ぼさずにはおきません。それで、ショーギ・エフェンディは、友人たちがその本を読み、いや勉強し、若い人々にも同じ琴をするよう勧めることを望んでおられます...

    また、勉強会を開き教えに深くつっこむことも需要です。文献にかんするしっかりとした基礎無しに布教し始めることにより多大の害が生じています。「生兵法はけがのもと」は、布教活動に十分にあてはまります。友人たちは信教にかんする主題について話し合っているときに書簡から引用できるように〔バハイの〕文書を読まねばなりません。(ある信者へ、5/9/32

 

106.彼は勉強会を開くという教えに十分に賛成しておられます。教えにかんする理解を深めれば深めるほど、友人たちはより確固不動となり、信教の機構を支持することにおいてよりしっかりとしてものになるでしょうから。「イガン」や「質疑応答集」や「夜明けを告げる人々」は、あらゆるバハイによってマスターされるべきです。あらゆるバハイは、これらの本を何度も読むべきです。沙所の2冊は、過去のあらゆる預言者の一体性とこの聖なる啓示の意義を彼らに明かすでしょう。最後の本は、この信教がどのようにしてこの世界にもたらされ、初期の心棒者らが、大業を世界中至る所に確立したいという望みにおける苦しみと殉死にいかに勇敢に直面したかを示すでしょう。これらの英雄の人生について知ることは、彼らの例にならい、同じことを成しとげたいという衝動を私たちの内部に生じさすでしょう。(ある信者へ6/9/

 

107.この大業に加わりたいという望みを表した人々がみな、いかなる試練や苦しみによっても信教を広める活動に参与することを妨げられないほど徐々に確証を受けることを彼は心から望んでおられます。

    しかし、そのような活動にたずさわる前に、彼らは、教えにかんする知識を深める必要があります。彼らは自分で言葉を勉強することを学び、その意味をつかみその言葉の精神に浸るようにならなねばなりません。ショーギ・エフェンディのお望みは、友人たちの数を増やすだけでなく、より理解力があり、より真のバハイがいるということです。布教者の任務はわれらが敬慕する信教のために、そのように能率的なしもべらを生み出すということです。(ある信者へ 10/18/32

 

108.師〔アブドル・バハ〕は、バハオラとバブの書簡を暗記することの重要性を強調なさいました。彼が生きておられたとき家族の子供たちが書簡を暗記するのは通例のことでした。(ある信者へ、10/19/32

 

109.「イガン」や「質疑応答集」やバハオラの書簡そしてエッセルモント博士の著書といった本は「運動」のために奉仕したいと思う人や自らをそのグループの活発なメンバーと見なす人全てが何度も何度も読むべきものです。(ある信者へ 11/9/32

 

110.バハイ信教の様々な面に関して明確な課程を提供すべきで、そしてこれは生徒たちが家に帰ってからもひとりで勉学を続けるように彼らを刺激するようになされるべきです。なぜなら数日間という期間は何を学ぶにせよ不十分だからです。彼らは大業について常に勉強する習慣をつけることを教えられねばなりません。私たちが〔聖なる〕言葉を読めば読むほど、その言葉が含んでいる真理が私たちに示されるからです。(ある信者へ 11/24/32

 

111.しかし、新しく加入したこれらの人々が教えについて勉強し、教えについて徹底的に知るようになることは非常に重要なことです。もしそうしなければ彼らの信念は流砂の上に築かれ容易に破壊されうるのです。しかし、バハオラや師〔アブドル・バハ〕の言葉には、創造力があり、読む人々に必ずや神の愛の滅ぶことなき比をおこすのです。(ある信者へ 2/17/33

 

112.彼〔バハオラ〕は、ご自身に盲目的に従うよう私たちに求めてはおられません。ある書簡の中で彼が述べておられるように、神はたいまつとして機能を果たし、人々を真理へと導くように人に知性を授け給いました。彼の言葉を読み、彼の教えについて考え、現代の問題と照らし合わせて教えの価値を評価してごらんなさい。そうすれば必ず、真理があなたに明かされるでしょう。(ある信者へ 2/26/33

 

113.ショーギ・エフェンディはナビルの「夜明けを告げる人々」を翻訳されている間、多大な喜びと精神的高揚を感じられました。そこに出てくる人々の人生はとても感動的で、それを読む人はみな必ず、影響を受け、信教の道において彼らの犠牲の例にならいたいと駆き立てられます。それで守護者は、バハイたちが特に最近の混乱した日々を生き抜くための刺激を必要としている若者たちがその本を勉強するべきであると信じておられます。(ある信者へ 3/11/33

 

114.守護者があなた方に強調してもらい、常に念頭にいれておいてもらいたいと思っておられる2番目の点は、あなた方の委員会のあらゆる忠実で活発なメンバーが、活発的で実りある布教活動に必要なステップとして、信教の精神的・行政的原則を徹底的に勉強し理解することに十分に専念することが必要であるということです。(バハイユース委員会へ 8/33

 

115.バハイのあらゆる出版物を常にまた綿密に接触を進んで保つという態度に表わされているように、あなたの、教えにかんする徹底的で継続的な研究はまことに顕著なものです。そうすることは、信教の根本的信条に関するあなたの知識を深め行政的な発展についてあなたに知れしめるだけでなく、大業について教えるためにあなたを準備させる機会を与えてくれます。勉強し、布教すること――この2つは信教のあらゆる活発で信頼できる信奉者の神聖なる二重の義務なのです。(ある信者へ8/13/33

 

116.不可知論と唯物主義のうずに世界が巻き込まれているこの暗き日々において守護者はあなたのように献身的で熱心な信者らが神の聖なる言葉を宣言するために立ち上がるよう心から期待しておられます――神の聖なる言葉を宣言するために立ち上がるように心から期待しておられます。私たちの文明が混沌と無秩序に陥るのから救うことができるのは、それ以外に他なりません。したがって自らが遂行するように課された多大なる任務について十分に理解し、いかにささいであれ、大業の進歩のために貢献するのを可能にするあらゆる手段を求めることは信教のあらゆる忠実な信奉者の神聖な義務であります。そして、私たちが信教の精神に十分に浸透し、その根本的信条や教えについて知らない限り、そのような目標を達成できないことは、明らかであります。

  それで、守護者は、大業の文献にますます精通し、精神的、社会的、行政的な面全てについて勉強し、しらべられることをあなたに強くお勧めになります――それによってあなたが、近い将来、この「運動」の優れた布教者や解読者の上位に立てますように。(ある信者へ 9/10/33

 

117.あなた、そしてあなたのように忠実で熱心な信者に彼がお与えになる親密な助言は、信教の歴史や信条にかんする知識を深めるということで、これは単に、注意深く徹底的な勉強を通してだけでなく、共同体の行政的またはその他のあらゆる活動に全面的、継続的に参加することによってなされるべきです。バハイ共同体は、あなた方が教えから吸収した原則を生きることや建設的な行動に移すことのできる不可欠な場所を提供してくれます。その生きた有機体の一部になることによりあなた方は、バハイの教えの至るところに流れる真の精神をつかむことができます。それで原則について勉強し、それらの原則に従って生きようとすることはあなた方が内的な精神生活と外的な生活の発展と進歩を確実にすることのできる2つの不可欠な手段なのです。バハオラが、あなた方がこの高遠なる地位に達するのを可能にして下さり、あなた方の心の中に信念のたいまつの火を永遠に燃やし続けてくださいますように!(ある信者へ 11/2/33

 

118.これらの意見の相違や不一致の源は全て、多くの信者がバハイ行政機構の基本的法律や原則に関する理解にかけているためです。友人たちは勉強と実行を通して信教のあらゆる行政的教えに関する知識を深めるべきであるという守護者がくり返し、断固として述べられた指図や推薦の言葉にもかかわらず、彼らの一部の人は何らかの理由により、そうすることを怠ってしまっています。結果として彼らはそのような事柄全てにかんしてどこに導きを求めてよいかわからず暗闇の中で仕事を進めているのです。(ある信者へ 11/11/33

 

119.守護者は...あなたの勉強の進歩と、勉学と大業の布教に関する将来の計画について知り、満足しておられます。信教への奉仕においてあなたを動かし支えている精神はまことに驚くべきものです。そしてその精神を通してあなたは疑いなくバハオラの大業のために偉大にして不滅の奉仕をなすようにされるでしょう。現在あなたがなさっておられる大学での勉学は教養ある人々の間でメッセージを伝えるとき大きな助けとなるでしょう。人々が宗教に対して懐疑的であり、宗教的な組織や運動を軽蔑した目で見ている今日この頃、若きバハイの人々はもっと知的に装備される必要がますます高まっているようです。そうすることにより、若きバハイの人々は偏見の無い全ての人に教えの効力と力について納得させられるようなやり方で適切に、バハイのメッセージを伝えることができるでしょう。

  そのことを考慮して、ショーギ・エフェンディは勉学をやり通されるようあなたに強くお勧めになります。そして彼は、その結果としてあなたが布教活動において大いに援助されるであろうと信じておられます。(ある信者へ 5/5/34

 

120.守護者はNSAのメンバーめいめいが次のことをするように強く勧めておられます――それは、バハイ信教の行政秩序の起源と性質と現在の機能にかんする彼のあらゆる通信を注意深く熟考しその外的な意味と内なる精神について静かに黙考するということです。これらの手紙の編纂集は「バハイ行政機構」という題で最近アメリカで出版されています。そして、現在あなた方のNSAが直面している行政上の問題を正しく処理するためにはその本を完全に理解することが全く不可欠であると思われます。(インド・バハイNSAへ 5/9/34

 

121.ショーギ・エフェンディは西洋の友人たちにあてて書かれた最も最近の全般的通信(「バハオラの律法時代」)によってあなたの共同体に及ぼした影響について知り、とても喜ばれました。信者たちがこの重要なメッセージを注意深く継続的に勉強することにより、バハイの大業に対する新しい視野を得、バハイ新居の拡大と強化のための努力を再び倍増することを彼は望んでおられます。(ある信者へ 5/11/34

 

122.ショーギ・エフェンディはまた、コーランを勉強しようというあなたの目的をすばらしいものと思っておられることを伝えるよう、私におっしゃいました。この啓示されて聖なる書について知ることは、バハオラの文書について十分に理解していと思うあらゆるバハイにとって不可欠なことです。そのことを考慮なさって守護者は特にサマースクールを通して、その書をできる限り徹底的に勉強することを友人たちにいつも勧めてこられました。セールの翻訳はもっとも学問的なものですが、ロッドウェルの翻訳はもっと文学的で、したがってもっと読みやすいです。(ある信者へ 11/23/34

 

123.ドイツの信者たちが、バハオラの「聖約の書」やアブドル・バハの「遺訓」といった重要な書簡に関する徹底的に知り、十分に理解するときがやってきたと彼(守護者)は思っておられます。この2つの書簡は両方とも、バハイ信教の行政機構全体が築かれ確立されている基盤そのものを成すものです。「バハオラの律法時代」もまた、この2つの書簡に対するまことに重要な補足となるものです。(ある信者へ1/10/35

 

124.行政機構にかんするディープニングをあなたが強調なさっているのはまことに時を得ており、まことに実用的な重要性のあることだと、彼(守護者)は思っておられます。なぜなら、あなたの一般的な布教活動を強化し、確実な目標に向けてそれを方向づけるからです。行政機構についてディープニングをし、それを応用しなかったら、大業の教えは無意味になるばかりでなく、効果と視野を失ってしまうのです。(ある信者へ、5/31/35

 

125.次の来年の夏の学校のプログラムについて――守護者はコーランの徹底的な勉強をするように友人たちに助言、いや、激励なさっておられます。なぜなら、この聖典にかんして知ることは、バハオラの文書を十分に理解し、理知的に読みたいと思うあらゆる信者にとって不可欠なことだからです。西洋のバハイの人の中には、そのような課程を学問的に扱える人はまだ非常に少ないですが、そのような有能な教育者が欠如しているということが、イスラム教の聖典についてもっとよく知るようになるよう、信者たちを励まし刺激せねばなりません。このようにして、イスラム教の教えにとても精通し、イスラム教の勉強において信者らを導ける優れたバハイの人々が何人か徐々に現れてくるでしょう。(ある信者へ 12/2/35

 

126.あなたの(全国青少年)委員会がバハオラの「落穂集」の勉強をすることを強調していることについて、守護者は特に感謝しておられます。彼はこの本が、常にあらゆる信者、特に大業の布教に活発に従事している人々の導きそして伴侶であるべきであると信じておられます。

 この本があらゆる友人たちの心の中に新しい光をともし、その光によって友人たちが、大業への奉仕活動においてより完全な導きをより多くの刺激を受けることを彼は熱心に望んでおられます。(ある信者へ 1/28/36

 

127.守護者は「落穂集」がバハイの若者に多大な刺激を与え、彼らが適切な布教活動のために準備するという考えでその本について注意深く勉強していることを知って特に喜んでおられます。彼はこの本により、バハイの若者が自らの役割と責任についてより深く意識し、布教だけでなくその他あらゆるバハイの活動において他の信者の模範を示すため立ち上がるのを可能にさせられるということです。守護者はあなたと米国のバハイの若者全てと特に全国青少年委員会のメンバーが能率的で忠実な奉仕をするよう前進するための刺激と知識と導きを授けられるよう、バハオラに、熱心に懇願しておられます。(ある信者へ 2/2/36

 

128.バハイの学生がバハイの大業について、教養ある一般の人々に適切に解説するのを可能にしてくれるように、大業にかんして徹底的に知ることができるよう、勉学の水準を高める努力がなされねばなりません。(ある信者へ 11/8/37

 

129.アブドル・バハの「遺訓」についてもっと深く勉強し、その広範囲にわたる様々な意味についてもっと注意深く熟考するようにという、全国青少年委員会から、私たちのバハイの若者たちへのお勧めの言葉に対して守護者は、真の満足をお示しになり、注目なさいました。彼は、(それぞれの)地域青少年大会により、このまことに重要な主題の勉強と話し合いに必要な時間が全て捧げられるそれに値するだけ十分に強調されたことを望んでおられます。その結果により出席者全員が今年の間遂行するよう求められている任務と責任と義務についてはっきりと理解し、視野を広げ、7年計画を成功させ完遂させるために十分に貢献するよう新たな刺激を受けられように、彼は祈っておられます。

 守護者は、若い人々が「遺訓」について勉強するとき、〔バハオラの〕「律法時代」を使うことを助言なさいます。このメッセージは疑いなく、その神聖で歴史的な「文書」の意味を十分理解するために少なからず助けになるでしょう。また守護者は、この〔アブドル・バハの〕「文書」を「新しい世界秩序の憲章」と呼んでおられます。(ある信者へ 1/9/39

 

130.あなたがますますと信念を深め、教えにかんする理解と認識を着実に増し、将来バハイ信教のために活発かつ効果的に奉仕するのに必要な知識と訓練と経験を十分に、そして徐々に得られるようバハイの勉強において熱心でありやり抜き通されること――これが守護者の熱烈な望みであり、彼の心の熱心なお祈りです。

 あなたはまだお若いですが、同じ信者仲間の人たちとの親密な交わりを通してまたバハイの勉強に忠実に応用することによって、あなたは今から次のようなときがくるまでの準備のための努力をすべきです。つまりバハイ共同体の責任ある成熟したメンバーとして、大業の活動に全面的に参加し、そうして、バハオラがお創りになった全世界におよぶ共同体のメンバーとして自分がふさわしいことを証明する日の到来です。

 守護者は、あなたがすでにバハイの本をいくつか記憶する努力をなさるようあなたに助言なさいます。このような訓練は疑いなく、大業に関する将来の勉強において、あなたの大きな助けとなり現在のあなたご自身の精神的生活を少なからず深め、豊かにする役割を果たすでしょう。(ある信者へ4/10/39

 

131.バハイの行動の標準は守護者の最も最近の一般的書簡である「神の正義の到来」の中で、彼ご自身により述べられていますが、忠実で良心的なあらゆる信者にとって、その標準に従い、それを促進することが最高の任務であり、また、その標準は真剣に勉強し、瞑想するに値します。

 この倫理という重要な事柄について守護者が「神の正義の到来」の中で述べられた原則や方法はまことに、バハイ・サマースクールに参加する学生や友人たち全てに重要な刺激や導きを与えるはずです。また、その原則や方法によって、その学生や友人たちは、バハオラの世界秩序における(自分の)世界市民としての特権についてもっとよく認識し、世界市民としての役割をもっと十分に果たすための準備をさせられるはずです。(ある信者へ5/20/39

 

132.信者は、布教者であれ行政運営者であれ、またどれだけ資格を持っており知的にそして精神的にどれだけ価値が高かろうと、決して、バハイ信教の聖なる権威と使命について評価判断するための基準としてみなされるべきではありません。信者たちが導きと刺激を得るために目を向けなければならないのは教えそのもの、そして、バハイの大業の「設立者」たちの人生に、であります。そして、そのような真の態度を厳しく固守することによってのみ、信者たちは、バハオラに対する忠誠を持続する難攻不落の基盤の上に確立することができるのです。したがってあなたは、勇気を出し、不断の警戒心とたゆまぬ努力により、この「聖なる世界秩序」が徐々に展開することに関して十分な役割を果たすよう努力すべきです。(ある信者へ8/23/39

 

133.守護者はあなたにこう助言なさいます――つまり、バハイの文書を忍耐強くかつ徹底的に勉強することにより、また、仲間の信者との活発な交わりや地方のバハイ共同体の活動への活発な参加により、この啓示に関するあなたの知識と理解を深めるのを続けるということです。(ある信者へ2/12/40

 

134.若い信者の人々の責任はまことに重いものです。というは、彼らは年上のバハイの人々の仕事を受け継ぎ大業一般の業務を進めていくために訓練しなければならないだけでなく、彼らの前途にある世界は苦しみによって鍛えられ、ようやくバハオラの聖なるメッセージに耳を傾けことのできる世界になり、したがってそのような宗教を代表する人々には非常に崇高な人格が期待されるからです。知識を深め、美徳と廉直な振る舞いに関するバハイの標準において自らを完全にさせていくことが、あらゆる若いバハイの最高の任務であるべきです。(ボンベイのバハイ・ユースへ 6/6/41

 

135.バハイの子供であり若者であるあなたたちには将来、すばらしい特権と大きな義務があります。なぜなら、あなたの世代の人々は、この戦争の暗い年月が過ぎ去った後、より美しく、よりよい、新しい世界をつくるのを助ける人々となるでしょうから。あなた方は、(バハイの)教えを、ただ(人から)教えられた者として受け入れるのではなく、教えの意味を理解しようと努めることにより、この偉大な仕事のために準備すべきです。

(バハイの)教えは、ちょうど探検がはじめられた、新しく、すばらしい世界のようなもので、バハオラは次の千年間のために教えや法律をもたらされたことを理解したなら、私たちは、それぞれ新しい世代の人々は、以前の世代の人々よりもっと、文書の意味を理解できるようになるであろうことが安易にわかるのです。(ある信者へ10/14/42

 

136.あなたの勉学に関する質問についてですが、これは、あなたの将来に関する全く個人的な事柄なので、守護者はあなたがご両親と協議して自分で決められるべきであると思っておられます。しかし守護者は、あなたの職業が何になろうと、バハイの教えを勉強し広めることにできる限りをつくされうよう強く勧められておられます。(ある信者へ 5/26/43

 

137.バハイの大業には、バハイの学者がもっと必要です。それは大業に献身的でそれを信じ、それについて他の人々に伝えたいと熱心になっているだけでなく、教えとその意味について深く理解し、バハイの信条を、世界の人々のあいだに現在広まっている思想や人々の問題に関連させることのできる人々のことです。

 バハイの大業には、世界のあらゆる病に対する治療薬があります。もっと多くの人々が大業を受け入れないのはバハイの人々が必ずしも人々の心の要求に即、答えるようなやり方で大業について伝えることができないでいるからです。あなたのように若いバハイの人々は、バハイのメッセージを同じ世代の人々に真につたえられるよう準備しなければなりません――その世代の人々はそのメッセージを必死で必要としており、また、メッセージが非常に効果的に語る言葉を理解することができるのです。(ある信者へ 10/21/43

 

138.守護者は、あなたが他にどのような勉学をなさろうとバハイの教えを絶えず勉強し、それいついて深く知るための努力をなさることを望んでおられます。若いバハイの人々が、教えのあらゆる面に徹底的に精通することの重要性は     なぜなら彼らは、成就すべき大いなる布教の仕事が将来待ち構えているからです。(ある信者へ 12/24/43

 

139.バハイ信教の若き男女は、人々がかかえているあらゆる問題には解決法があるということを人々に納得させられるように布教できるよう、バハイの教えについて深く知った、思慮深い学者であらねばなりません。彼らは、常に増大する大業の業務を賢明かつ能率的に管理できるよう「行政機構」について理解せねばなりません。また、彼らは、バハイの生き方を模範で示さねばなりません。これらのことは容易ではありません――しかし守護者はあなたのような若い信者の人々を活気づけている精神を見ていつも、大いに励ましを感じておられます。彼はあなたの世代の人々が成し遂げるであろうものに高い望みを抱いておられます。(ある信者へ8/15/45

 

140.守護者は、あなたが信者と接触を持つときや新しい人々に布教するときには、彼らが誓約や(アブドル・バハの)「遺訓」に関して十分に知り理解できるよう援助なさるべきであると思っておられます。こうすることにより、彼らは、あらゆる試練に耐え、バハイ信教の機構にそむき反抗する人々を苦しめる精神的病気の性質について理解できるよう力を与えられるでしょう。まことに今は全世界にとっても信者たちにとっても試練の時であります。(ある信者へ 8/15/45

 

141.守護者は、バハイは教えについて理解を深めねばならないということについて、あなたに同意しておられます――大人用の教科課程が実践でき友人たちがそれに参加するならとてもすばらしいです。バハイ信教の原則や根本原理や行政機構はよく知られていますが、友人たちは自らを精神的にさらに成熟させ共同体の生活を統合させ、バハイの行き方を模範で示すのを可能にさせてくれる――つまり――もっと深遠な事柄について勉強する必要が大いにあります。(ある信者へ 2/24/46

 

142.バハイ信教の機構の重要な利益を促進するということにより守護者が意味しておられるのは、他につぎのようなことがあります――つまり、私たちは賢明で有能なメンバーを選出し、メンバーが裁決したことを支持し、フィーストで活動のための提案をしたり大業の業務について適切に協議したりし、基金に献金し、行政秩序にかんする知識を深めることなどによって自分たちの行政会を援助するべきであるということです。(ある信者へ 3/18/46

 

143.守護者は宗教的歴史を含めた歴史にかんする徹底的な知識や社会的主題や経済的主題に関する徹底的な知識は教養のある人々にバハイの大業について教えるにあたって大いに助けになると思っておられます。バハイ信教の中でどのような主題に集中すべきかということにかんして守護者は若いバハイの人々が「落穂集」や「夜明けを告げる人々」や「神よぎり給う」「イガン」や「質疑応答集」やその他の重要な書簡などの書をマスターするべきであると思っておられます。バハイ信教に関するあらゆる面について深く勉強されなければなりません...(ある信者へ 5/4/46

 

144.友人たちがお祈りを暗記することにかんしては何の異議もありません。それどころか、彼らがそうすることはすばらしいことです。(ある信者へ 9/6/46

 

145.(諸々の)大いなる仕事がまだ残っています。――師がその慈悲において北米の友人たちになすようにお与えになった任務が遂行されなければならないだけでなく、愛と和合のより深い精神が信者らにより、信者ら自身の共同体内にはぐくまれなければなりません。友人たち自身、多くの点において精神的にまだ未熟です。友人たちは教えについてもっと深く勉強せねばならず、バハイの大業の内部でも同胞どの間でも、あらゆる関係において真に成熟した者として機能できるようにならねばなりません。(米国ニュージャージー州 ティーネック・バハイLSAへ 2/5/47

 

146.もし、あなたが常に教えを多くの面をもった全体として考えるならば、あなたの頭の中に生じる困惑の多くは追い払われてしまうであろう、と守護者は感じておられます。真理というものは様々な主題を含んでいるので、矛盾しているように思われるかもしれませんが、もしあなたが最後まで考え抜いたならそれは結局ひとつであることがわかるでしょう...彼はあなたが...時々理解しがたく思えるこれらの事柄にはたいてい、全く簡単で道理にかなった説明のあることがあることを納得なさるよう望んでおられます。(ある信者へ 2/24/47

 

147.「(バハイ)信教の真理」という表現で守護者が意味なさることは私たちのバハイの文献に納められている偉大な教えや根本原則のことです。私たちはこれらの教えや根本原則を本を読むことや、サマースクールやクラスでバハイの学者のもとで勉強すること、そして勉強のための概要の助けによって見つけることができます。(ある信者へ 4/1947

 

148.ショーギ・エフェンディは、バハイの人たち(彼の助言を求める人々またはバハイ一般の人々)に今日、提案されているあらゆる改進的な運動や思想に   になり、これらの運動や思想をバハイの教えに関連させることができるよう、歴史や経済や社会学を勉強することを、長年、強く勧めておられます。守護者がバハイの人々にしてもらいたいことはもっと勉強してほしいということで勉強の量を減らすということではありません。科学的またはそのほかの一般的な知識をもって持っていればいるほど、よりすばらしいです。同じように彼はバハイの教えをもっと深く本当に勉強するよう彼らに常に勧めておられます。バハオラの教えは球のようにたとえることができましょう。球には離れた極が二つありますが、その間にはその両極をつなぐ思想や教養があるのです。(ある信者へ 7/5/47

 

149.友人たちが断食のあいだに読めるようバハオラの「祈りと瞑想」の書が間に合って出されたことを知り、守護者はまことに喜んでおられます。そして彼は、そのように貴重な書を熟読することが、その他のいかなる出版物にもまして、献身と信念の精神を友人たちの内部に深める助けとなり、こうして、大業に対する大いなる任務の遂行に必要な精神的な力が全て友人たちに与えられるよう、心から望んでおられます。(1948年10月 第212号 バハイ・ニュース、 p.1に〜)

 

150.守護者は、ドイツのバハイの人々が、この世で最も必要としているもの、また持っていなければならないものは、バハオラと師(アブドル・バハ)の聖約にかんするもっともっと深い理解である、と思っておられます。これが、それなしではしっかりした上部構造を建てることのできない基盤であります。信者らが真に確固とし、強く、精神的に確信を持ったバハイでないかぎり、ドイツの行政機構や一般的布教活動は進歩することはなく、また、何かを成就することもできないでしょう。教えを知的に理解しているのは全く表面的なことにすぎず、最初の真の試練が来たら、そのような信者は大枝から揺さぶり落とされてしまうのです。しかし、権威が神から下され、預言者に与えられ、次に師(アブドル・バハ)に渡され、次に師によって守護者へ渡され、さらにそれが行政会を通じて流れ、服従を基盤として秩序を作り出すということを深く確信したなら、何事も、そのバハイを揺り動かすことはできないのです。(ある信者へ 4/11/49

 

151.数日前、NSAに電報を打たれたように、守護者は(最近)生じた困難は信者たちがバハオラとアブドル・バハの聖約にかんする知識と理解を深める必要があるということによるものであると思っておられます。これがあらゆるバハイの信仰のとりでであり、それがバハイ信教の外部の敵からの試練や攻撃にまたそれによりずっと危険で狡猾でいい加減な信教内部の人々の試練や攻撃に耐えるのを可能にしてくれるのです――そしてこの信教内部の危険で狡猾でいい加減な人々は、聖約に対して真の愛着がなく、したがって教えの知的な面を支持しながら同時に神の大業が立っている精神的基盤を弱めているのです。(ある信者へ4/15/49

 

152.今、私たちが必要としているのは、あなたが接触を持っておられるような人々を引きつけるためのより深遠で調整されたバハイの学問であるように思えます。世界――少なくとも思想の世界――は70年以上前にバハオラが発された偉大で普遍的な原則に今では追いついており、それでそれの原則は彼らにとって「真新しい」ものとして聞こえはしないのです。しかしわたしたちはバハオラが説かれた世界秩序が社会をつくり直す力といったより深い教えが新しく、精神的であることはしっています。わたしたちがそのような人々をひきつけるようにして理知的に伝えるようにならねばならないのは、これらの教えであります。(ある信者へ 7/23/49

 

153.もしバハイたちが、大業について教えることに本当に効果的でありたいのなら、彼はもっと物事に精通し世界の現状と問題についてもっとよく知り、理知的に話し合いができるようになる必要があります。私たちにはバハイの学者が必要です――それは、私たちの教えがほんとうは何であるかについてもっともっと知っているだけでなく、教えを社会の指導者らの現在の思想に関連させることのできる、いろいろなことに精通した教養ある人々のことです。

 つまり、私たちバハイは、特に教養ある階級の人々に、わたしたちの信教の真理をもっとよく示すことができるようにわたしたちの頭を知識で装備せねばならないのです。(ある信者へ 7/5/49

 

154.守護者は、あなたが描写なさったことのいくつかを聞いて悲しんでおられました。それはあるバハイの人々が精神的に非常に未熟で教えにかんする理解や勉強が驚くほど欠けていることを示しています。

 あなたは明らかにバハイの教えを勉強する必要があり、教えに従う必要があるひとつの共同体によって私たちの信教について判断するというおおきなまちがいを犯してはなりません。人間の弱さや異常は大きな試練になりうるものです。しかし、そのような状況を解決させる唯一の方法、またはおそらくまず最初で最善の方法は、正しいことを自分がなすということです。たったひとりの人間が一大陸の精神的啓発のもとになりえます。あなたは、あなた自身の人生に大きな欠点を見出し、それを直されたのですから、あなたが、立ち上がり、仲間のバハイの人々の心に火をつけるような模範や愛や奉仕の精神を示すのを妨げるものは何もありません。

 守護者は、あなたが教えを深く勉強なさり、他の人々に教え、勉強に熱心な他のバハイの人々と一緒に信教のより深い教えについて勉強し、模範と努力と祈りを通して変化をもたらされるよう強くお勧めになります。(ある信者へ 9/30/49

 

155.成熟した布教者が多くの場所で必要とされていますが、残念ながらあちこちへ回ってなされるべき全ての仕事をするためのそのような布教者が十分にいません。それであなたのように新しいヨーロッパのバハイの人々が教えを深く勉強し、アメリカの同朋なる兄弟姉妹が始めた仕事を引き続けるよう資格を得、これらの(アメリカの)パイオニアの人々を、より需要の高い所に送れるようにすることが重要なのです。

 バハイ信教に関する精神的な理解と深い知識を持ったたったひとりの成熟した人物だけでも一国全体を燃え上がらせることができます――利己心がない清い経路を通して働きかけるバハイの大業の力は偉大なものです。(ある信者へ 11/6/49

 

156.活発に布教をしているあいだ、友人たちは自らも布教され、信教の精神を深めなければなりません――この精神が愛と調和をもたらすのです。(ある信者へ 7/17/51

 

157.守護者は、あなたが大業のためにたくさんの講義をなさっておられることをきかれ、とても喜んでおられます。これは非常に大切な奉仕の分野であなたができる限りの時間を捧げるべきものです。一般の人々は、バハイ信教のことを聞かねばならず、人々に知らせるために新しい方法や手段を考え出さねばなりません。彼はまた、あなたが教えそのものをもっと深く勉強なさることを強くお勧めになっておられます。バハイの学問はまことに、この世の現世的な学問よりももっと必要とされています。――一方は精神的なもので、他方は多かれ少なかれはかないものなのですから。大業には、教えについて特により深遠な真理について徹底的に知り、そうして人々に適切に教え試練によって揺るがされることのない永久的な基盤を置くことのできる人々がほんとうに欠けています。(ある信者へ 8/27/51

 

158.人がバハイになるとき、実際におきるのは精神の種が人の魂の中で成長し始めるということです。この種には聖霊のほとばしりにより水をかけられねばなりません。これらの精神の贈り物は祈りや瞑想、聖なる言葉の勉強や神の大業への奉仕によって受け取られます。

 ...当然ながら、ときには困難や苦しみ、あるいは厳しい試練があるでしょう。しかし、もしその人がしっかりと聖なる顕示者のほうへ向かい、その精神的教えを注意深く勉強し、聖霊の祝福を受けるなら、その人は実はこれらの試練や困惑は自分が成長し進歩するのを可能にする神からの贈り物であったことがわかるでしょう。(ある信者へ 10/6/54

 

159.教えについて理解し、それらの教えの真実性について全面的に確信しているひとりのバハイがいることは、大業についてあまり知らず、聖約にかんしてあまりしっかりと根を下ろしていない何人ものバハイがいることよりもいいことです。(ある信者へ 1/22/55

 

160.守護者は私たちの栄光ある信教への奉仕にあなたを迎え入れる機会を得てとても喜んでおられ、あなたが教えについて着実に読まれることを進めておられます――このようにしてあなたは他の人々にも教えるための準備をし、自らの理解を深め、いかなる試練も変えたり破壊することのできない基盤を自らの魂と人格の中に築くことができるのでしょうから。(ある信者へ 4/28/55

 

161.友人たちが教えについて瞑想し、自らの任務のために聖なる確証を得るため熱心に祈り、教えの精神を探求者に伝えるため教えについて勉強し、そうして行動し、そして何よりも行動においてやり抜き通すなら、国内で布教する友人たちの努力は成功によって冠を授けられるでしょう。このようなステップが取られ、布教活動が犠牲と献身的な熱意により続けられるとき信教は急速に広まるでしょう。(ある信者へ 3/26/56

 

162.バハイの人々自身の進行を深めるという大変な必要性があります。彼らは教えについて十分に勉強していません。それで彼らは全面的に行動を起こすべきなのにそうすることもなく、また、勉強と祈りと瞑想がもたらしてくれる、信教からの精神的な力を受け取ることもないのです。

 

163.ここに受け取られた手紙や報告からすると、ある若い信者の人々は「遺訓」や(信教の)深い精神的教えなどのことがらにおいてしっかりとした基礎に欠けているように思えます。これらの根本的な事柄にかんする理解が不十分であるとき、友人たちはだいたい、二次的な手順に余計な配慮を示したり、詳細について屁理屈を言ったり、人の性格のことで夢中になったり不必要な不調和の海に沈んでしまうのです。これは彼らの献身や行政秩序の任務や責任を負わされる前に、聖約に関してしっかりとした教育を受けていないためのものです。――そしてそのような教育をうけられなかったのはおそらく友人達の信仰を深めるという非常に重要な任務を続けられる布教者らが十分にいないためでしょう。(カナダNSA6/26/56

 

164.アメリカの国内での活動がそれほど非常に遅れている理由の一つはバハイの人々自身が彼らは(もちろん)献身的で忠実で誠実なのですが――必ずしも、信教の根本的な精神的教えにあまりしっかりとした基礎がないからということは明らかです。これは〜〜大業への奉仕の性質において調整不良の状態を引き起こします。信教にかんするより深い理解とこの理解がもたらす内的な精神的力を通してのみ、彼らは、任務を遂行するために自らを補強し、自らの任務を遂行し、特権を得る喜びを知ることができるのです。(米国NSAへ 7/19/56

 

165.友人たちは、(バハイの)文書を読みさえすれば十分です――答えは全て、それらの文書の中にあるのです。そして、信教には私たちのために解釈したり、答えをだしてくれたりする聖職者はいないのです。(ある信者へ 4/23/57

 

166.人々を信教にもたらすだけでは不十分です。私たちはバハイとしての信仰を宣言した後、彼らを教育し、新居に対する彼らの愛とその教えにかんする彼らの知識を深めねばならないのです。バハイは人数が少なく、特に活発な布教者の数が少ないので、このような新しい信者の教育は悲しくもしばしば怠われてしまっています。そして結果として最近あなたがごらんになったような脱退が見受けられています。この点においてサマー・スクールは新しいバハイも古いバハイも同様に彼らにとって最大の助けとなりえるのです。なぜならサマー・スクールでは彼らは勉強し、また、バハイの親善を楽しむことができるからです。――しかし残念ながらこのバハイの親善は人数が少ないため彼ら自身の共同体には普通欠如しています。(カナダNSAへ 7/18/57